銀行業務検定試験 財務2級 キャッシュ・フロー計算書の作成と分析 練習問題 第3問: 取引先の甲社のキャッシュ・フロー計算書を間接法で作成するため、税引前当期純利益に調整する項目を拾った(単位:千円)。 減価償却費:金額6,000 貸倒引当金の増
取引先の甲社のキャッシュ・フロー計算書を間接法で作成するため、税引前当期純利益に調整する項目を拾った(単位:千円)。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 減価償却費 | 6,000 |
| 貸倒引当金の増加額(貸付金に係るもの) | 300 |
| 賞与引当金の減少額 | 150 |
| 有形固定資産売却損 | 800 |
| 投資有価証券評価損 | 1,200 |
| 投資有価証券売却益 | 300 |
| 受取利息配当金 | 500 |
| 支払利息 | 1,500 |
受取利息・受取配当金・支払利息の受払額は小計の下に記載し、売却の代金は投資活動の区分に記載する。小計の上で税引前当期純利益に足す額の合計と引く額の合計の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 足す額9,800千円、引く額950千円
足す額9,800千円、引く額950千円が正しく、決め手は利益を減らしたが資金が出ていない項目を足し、利益を増やしたが資金が入っていない項目や小計の下へ移す収益を引くことです(移管指針第6号 第12項)。
足す額=6,000(減価償却費)+300(貸倒引当金の増)+800(売却損)+1,200(評価損)+1,500(支払利息)=9,800
引く額=150(賞与引当金の減)+300(売却益)+500(受取利息配当金)=950
賞与引当金の減少は、前期に費用にした分を当期に払った動きなので引きます。
足す額9,000千円、引く額1,750千円は売却損を引く側に置いた組合せです。足す額9,500千円、引く額1,250千円は貸倒引当金の増を引く側に置いた組合せで、繰入れは資金の出ない費用です。
足す額10,300千円、引く額450千円は受取利息配当金を足す側に置いた組合せで、受取額は小計の下で改めて記載します。足す額10,100千円、引く額650千円は投資有価証券売却益を足す側に置いた組合せです。
間接法の小計の上では、資金を伴わない費用と売却損・支払利息を足し、資金を伴わない収益や売却益・受取利息配当金を引きます。
関連キーワード: 間接法・非資金損益・売却損益・引当金の増減
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