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銀行業務検定試験 法務3級 融資の基本と貸出形式 練習問題 第25問: A社は、X銀行からの借入金について、約定の返済日に返済をしなかった。遅延損害金についての約定 (賠償額の予定) はないものとして、この金銭債務の不履行による損害

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A社は、X銀行からの借入金について、約定の返済日に返済をしなかった。遅延損害金についての約定 (賠償額の予定) はないものとして、この金銭債務の不履行による損害賠償に関する記述のうち、民法上、最も適切なものはどれか。

解答と解説を先に見る

正解: 5. 借入金の約定利率が法定利率を超えるときは、損害賠償の額は約定利率で計算する

「約定利率が法定利率を超えるときは…約定利率で計算する」が適切です。民法第419条第1項は、金銭債務の不履行の損害賠償の額は、債務者が遅滞の責任を負った最初の時点の法定利率によるとし、ただし書で、約定利率が法定利率を超えるときは約定利率によると定めています。「大規模な災害で…免れる」は、債務者は不可抗力を抗弁にできないとする第3項に反します。「実際に生じた損害の額を証明しなければ」は、債権者は損害の証明を要しないとする第2項に反します。「請求した時点の法定利率」は、遅滞の責任を負った最初の時点の法定利率によるとする第1項に反します。「元本を完済した後でなければ請求することができない」という制限はありません。延滞の管理では、遅延損害金が遅滞の時から生じることを前提に請求額を計算します。

根拠・参照資料: 民法第419条

関連キーワード: 金銭債務の特則・遅延損害金・不可抗力・民法419条

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