銀行業務検定試験 法務3級 預金 練習問題 第37問: 預金者AがX銀行に預け入れた定期預金(満期日の定めがある)について、満期日の前にX銀行の側から預金を返還することに関する記述として、最も適切なものはどれか。
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預金者AがX銀行に預け入れた定期預金(満期日の定めがある)について、満期日の前にX銀行の側から預金を返還することに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. X銀行は満期日の前でも返還でき、それによりAが損害を受ければAは賠償を請求できる
「X銀行は満期日の前でも返還でき、それによりAが損害を受ければAは賠償を請求できる」が適切です。民法第666条第3項は、預金・貯金の契約で金銭を寄託した場合に、消費貸借の第591条第2項(借主は返還の時期の定めの有無にかかわらずいつでも返還できる)と第3項(期限前の返還で貸主が損害を受けたときは賠償を請求できる)を準用しています。銀行は借主の側に当たるので、満期日の定めがあっても期限前に返還でき、預金者に損害が生じれば預金者が賠償を請求できます。「満期日まで返還することができない」は期限を預金者の利益だけからみた誤りです。「Aの承諾を得なければならない」は準用される第591条第2項に反します。「第591条第2項・第3項は準用されない」は消費寄託一般の準用(同条第2項)と預金の特則(同条第3項)を取り違えています。「賠償を請求できない」は第591条第3項の準用を落としています。定期預金を期限前に返す場面の基本になる規定です。
根拠・参照資料: 民法第666条第3項
関連キーワード: 定期預金・消費寄託・期限前の返還・損害賠償
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