銀行業務検定試験 法務3級 債権管理・回収 練習問題 第16問: X銀行は、延滞した貸出金を回収するため、抵当権の目的である不動産について担保権の実行としての競売を申し立てた。この場合の時効に関する次の記述のうち、最も適切なも
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X銀行は、延滞した貸出金を回収するため、抵当権の目的である不動産について担保権の実行としての競売を申し立てた。この場合の時効に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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正解: 5. 取下げや取消しによらずに手続が終了すれば、その時から時効は新たに進行を始める。
「取下げや取消しによらずに手続が終了すれば、その時から時効は新たに進行を始める」が適切です。民法第148条第1項は、強制執行や担保権の実行などの事由がある場合、その事由が終了するまで時効は完成しないとし、申立ての取下げや法律の規定に従わないことによる取消しで終了したときは、終了の時から6か月を経過するまで完成しないと定めています。同条第2項は、事由が終了した時から時効が新たに進行を始めるとし、取下げ・取消しで終了した場合を除いています。したがって「申し立てた時に直ちに時効は更新され」とする記述と、「取り下げられて手続が終了した場合でも…新たに進行を始める」とする記述は誤りです。担保権の実行は同条第1項第2号に掲げられているので、「事由に当たらない」も誤りです。取下げのときの猶予は6か月で、「1年」ではありません。競売の申立てを取り下げるときは、時効の管理を見直します。
根拠・参照資料: 民法第148条
関連キーワード: 消滅時効・担保権の実行・完成猶予・更新
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