銀行業務検定試験 法務3級 金融犯罪 練習問題 第23問: X 銀行の職員ではない A は、X 銀行の勘定系システムにつながる端末を無断で操作し、実際には入金がないのに自分の口座に 100 万円が入金された旨のデータを入
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中級推定正答率 約 58%
X 銀行の職員ではない A は、X 銀行の勘定系システムにつながる端末を無断で操作し、実際には入金がないのに自分の口座に 100 万円が入金された旨のデータを入力して、口座の残高を 100 万円増やした。A に問題となる刑法の電子計算機使用詐欺罪(第246条の2)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 電子計算機使用詐欺罪の法定刑は、詐欺罪と同じである
刑法第246条の2は、詐欺罪(第246条)に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権の得喪・変更に係る不実の電磁的記録を作り、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者を「十年以下の拘禁刑」に処すると定めており、詐欺罪と同じ刑です。他人に利益を得させた場合も同条にあたります。利益を得ることが要件なので、記録を作っても利益を得ていなければ既遂になりません。対象は人の事務処理に使用する電子計算機です。同条は第250条(この章の罪の未遂は、罰する)と同じ章に置かれているので、未遂も罰せられます。不自然な入金の記録はシステム部門と連携して速やかに確認します。
根拠・参照資料: 刑法第246条の2・第250条
関連キーワード: 電子計算機使用詐欺罪・不実の電磁的記録・財産上の利益・勘定系システム
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