銀行業務検定試験 法務3級 金融犯罪 練習問題 第18問: X 銀行の融資担当者 A は、預金者 B が特別の金銭上の利益を得る目的で第三者 C と通じていることを知らないまま、B の預金を担保に取らずに C に融資をす
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X 銀行の融資担当者 A は、預金者 B が特別の金銭上の利益を得る目的で第三者 C と通じていることを知らないまま、B の預金を担保に取らずに C に融資をする旨を B と約した。導入預金を禁じる預金等に係る不当契約の取締に関する法律の罰則と A との関係について、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. A は、B の目的を知らなかったことに過失がないと証明しなければ、処罰を免れない
預金等に係る不当契約の取締に関する法律第3条は、金融機関が、第2条の目的を有する預金者などを相手方として、預金等に係る債権を担保とすることなく第三者への融資などを約することを禁じ、第5条第1項は、違反行為をした金融機関の役員又は職員を三年以下の拘禁刑若しくは三十万円以下の罰金又はその併科に処すると定めています。同条第2項は、役職員は相手方の目的を知らなかったことを理由として処罰を免れることができず、ただし知らなかったことに過失のないことの証明があったときはこの限りでないとし、第3項は、過失があるにとどまるときは情状により刑を免除できるとしています。禁じられているのは融資を「約する」ことで、融資の実行は要件ではありません。預金者の罪(第4条)の法定刑も同じです。
根拠・参照資料: 預金等に係る不当契約の取締に関する法律第3条・第4条・第5条
関連キーワード: 導入預金・預金等に係る不当契約の取締に関する法律・特別の金銭上の利益・融資担当者
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