G検定(ジェネラリスト検定) AI倫理・AIガバナンス 練習問題 第33問: ある審査モデルの判定結果を、申込者のグループAとグループBで比べた。 グループA:100人のうち、陽性(承認)と予測されたのは40人。実際に基準を満たしていた人
ある審査モデルの判定結果を、申込者のグループAとグループBで比べた。 グループA:100人のうち、陽性(承認)と予測されたのは40人。実際に基準を満たしていた人(正解ラベルが陽性)は30人で、そのうち陽性と予測されたのは24人。 グループB:50人のうち、陽性と予測されたのは20人。実際に基準を満たしていた人は25人で、そのうち陽性と予測されたのは15人。 公平性の基準のうち、グループ間で陽性と予測される割合をそろえる「独立性」と、真陽性率と偽陽性率をそろえる「分離」について、この結果から言えることとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 陽性と予測される割合は両グループとも0.4で独立性の条件を満たすが、真陽性率は0.8と0.6で異なるため、分離の条件は満たさない。
肢1が正解です。陽性と予測される割合は、A:40÷100=0.4、B:20÷50=0.4で等しく、独立性の条件を満たします。
真陽性率(実際に陽性の人のうち陽性と予測された割合)は、A:24÷30=0.8、B:15÷25=0.6で異なります。Barocasらの『Fairness and Machine Learning』によれば、二値分類での分離は真陽性率と偽陽性率の両方をグループ間でそろえることなので、真陽性率が違う時点で分離は満たしません(偽陽性率もA:16÷70≒0.23、B:5÷25=0.2で異なります)。
肢2は真陽性率の違いを見落としています。
肢3は独立性と分離の定義が逆です。
肢4は、Bの陽性予測の割合を適格者数の25で割って0.8とした誤りです。割合の分母が「グループ全体」か「実際に陽性の人」かを確かめましょう。
なお、この事例は説明のための架空のものです。
関連キーワード: 公平性の定義・独立性・分離・真陽性率・アルゴリズムバイアス
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