G検定(ジェネラリスト検定) AIの社会実装と数理・統計 練習問題 第21問: 2人のアノテーターA、Bが、同じ100枚の画像それぞれに「陽性」か「陰性」のラベルを付けた。両者とも陽性としたのが76枚、Aだけが陽性としたのが4枚、Bだけが陽
2人のアノテーターA、Bが、同じ100枚の画像それぞれに「陽性」か「陰性」のラベルを付けた。両者とも陽性としたのが76枚、Aだけが陽性としたのが4枚、Bだけが陽性としたのが4枚、両者とも陰性としたのが16枚だった。一致率をp_o、各アノテーターが陽性・陰性を付けた割合から見積もった偶然に一致する確率をp_eとして、コーエンのκ係数 κ=(p_o−p_e)÷(1−p_e) を求めるとき、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 0.75
肢2が正解です。scikit-learnのcohen_kappa_scoreの解説は、コーエンのκを2人のアノテーターの一致の度合いを表す統計量とし、κ=(p_o−p_e)÷(1−p_e)(p_eは無作為にラベルを付けたときに期待される一致率)と定義しています。
一致したのは76+16=92枚で、p_o=0.92。陽性の割合はA、Bとも(76+4)÷100=0.8なので、p_e=0.8×0.8+0.2×0.2=0.68。
κ=(0.92−0.68)÷(1−0.68)=0.24÷0.32=0.75です。肢3の0.92は一致率そのもの、肢4の0.24は1−p_eで割り忘れた値、肢1の0.84は偶然の一致率を0.5と置いた値((0.92−0.5)÷0.5)です。
κは1で完全な一致、0で偶然と同程度の一致を表します。両者のラベルが陽性に偏るとp_eが高くなり、同じ一致率でもκは低くなります。
関連キーワード: アノテーション・コーエンのκ係数・一致率
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