DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 資産運用の理論と運用状況の把握 練習問題 第1問: ある投資信託の各年のリターン(年率)は、1年目が+15%、2年目が−8%、3年目が+6%であった。この3年間の年平均リターンに関する次の記述のうち、最も適切なも
ある投資信託の各年のリターン(年率)は、1年目が+15%、2年目が−8%、3年目が+6%であった。この3年間の年平均リターンに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、1.15×0.92×1.06=1.12148(3年間の累積リターンは約12.15%)、1.12148の3乗根は約1.0390とし、%表示の値は小数点以下第3位を四捨五入する。税金・手数料は考慮しない。
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先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 幾何平均は約3.90%で、算術平均を下回る。
「幾何平均は約3.90%で、算術平均を下回る」が適切です。幾何平均は複利を前提にした年平均で、{(1+r1)×(1+r2)×(1+r3)}の3乗根−1で求めます。
代入すると1.12148の3乗根−1≒1.0390−1=3.90%で、毎年3.90%の複利で3年間運用すると1.0390の3乗≒1.1216となり、実際の伸び1.12148とほぼ一致します。算術平均は各年のリターンを足して年数で割った(15−8+6)÷3≒4.33%なので、幾何平均3.90%は算術平均を下回ります。
幾何平均は算術平均以下で、各年のリターンが等しいときだけ一致します。「幾何平均は約4.05%」とする記述は、累積リターン約12.15%を年数の3で単純に割った値を幾何平均としており、複利の効果を無視しているため誤りです(1.0405の3乗は約1.1265で、実際の伸び1.12148を上回ります)。
「算術平均より大きい」とする記述は、3.90%でも4.05%でも算術平均の約4.33%より小さいため誤りです。複利で運用した結果を年率で表すときは幾何平均を用います(出題範囲 C分野2.(2) 算術平均と幾何平均)。
関連キーワード: 算術平均・幾何平均・複利・年平均リターン
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