中小企業診断士 第1次試験 証券投資・企業価値・デリバティブ 練習問題 第6問: ある会社の株式について、1年後に1株当たり60円の配当が支払われ、その後の配当は毎年2%ずつ一定の率で永久に成長すると予想されている。投資家の要求収益率が8%の
証券投資・企業価値・デリバティブ
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第6問
ある会社の株式について、1年後に1株当たり60円の配当が支払われ、その後の配当は毎年2%ずつ一定の率で永久に成長すると予想されている。投資家の要求収益率が8%のとき、配当割引モデルによる現在の理論株価として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 1,000円
1,000円が適切です。配当が一定の率で永久に成長するとき、現在の理論株価=1年後の配当÷(要求収益率−成長率)で求められます(定率成長モデル)。
数を入れると60円÷(0.08−0.02)=60円÷0.06=1,000円です。分母が小さいほど株価は高くなるので、成長を見込むと配当が一定の場合より高く評価されます。
「750円」は、成長を無視して60円÷0.08とした値で、配当が毎年60円のまま変わらない場合の株価です。「600円」は、成長率を差し引くべきところを足して60円÷(0.08+0.02)=60円÷0.10とした値です。
「1,020円」は、60円を直近に支払われた配当と取り違え、1年後の配当を60円×1.02=61.2円としてから61.2円÷0.06とした値です。問題文の60円はすでに1年後の配当なので、成長を1年分掛ける必要はありません。
分子は「1年後」の配当、分母は「要求収益率−成長率」の2点を確かめてから計算しましょう。
関連キーワード: 配当割引モデル・定率成長モデル・要求収益率・理論株価
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