中小企業診断士 第1次試験 証券投資・企業価値・デリバティブ 練習問題 第5問: 効率的市場仮説の型と、その型の効率性が成り立つときに超過収益を継続して得られなくなる方法の対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、ここでいう超過収
効率的市場仮説の型と、その型の効率性が成り立つときに超過収益を継続して得られなくなる方法の対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、ここでいう超過収益とは、負うリスクに見合う水準を上回る収益をいう。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. ウィーク型の効率性が成り立てば、テクニカル分析では継続して超過収益を得られない。
「ウィーク型の効率性が成り立てば、テクニカル分析では継続して超過収益を得られない」が適切です。効率的市場仮説は、価格がどの範囲の情報を織り込んでいるかで3つの型に分けられます。
ウィーク型は過去の価格などの情報、セミストロング型はそれに加えて新たに公開される情報、ストロング型はさらに未公表の内部の情報まで、価格に反映済みとみます。ウィーク型が成り立てば、過去の値動きを読むテクニカル分析(チャートの形や傾向から先を読む方法)では継続して超過収益を得られません。
「ウィーク型…ファンダメンタル分析では…得られない」とする記述は誤りです。決算などの公開情報を分析するファンダメンタル分析まで封じられるのはセミストロング型が成り立つときです。
「セミストロング型…未公表の内部情報を使っても…得られない」も誤りで、内部の情報まで価格に織り込まれているとみるのはストロング型だけです。「ストロング型…ファンダメンタル分析では…余地が残る」も誤りです。
ストロング型は公開・未公表を問わずすべての情報が価格に反映済みとみるので、公開情報を使うファンダメンタル分析でも誰も継続して超過収益を得られません。ウィーク型はテクニカル分析、セミストロング型はそれに加えてファンダメンタル分析、ストロング型は内部情報による超過収益まで封じます。
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