中小企業診断士 第1次試験 証券投資・企業価値・デリバティブ 練習問題 第4問: 無リスク利子率が2%、市場ポートフォリオの期待収益率が7%、株式Xのベータが1.4である。CAPMが成り立つとき、株式Xの期待収益率として、最も適切なものはどれ
証券投資・企業価値・デリバティブ
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第4問
無リスク利子率が2%、市場ポートフォリオの期待収益率が7%、株式Xのベータが1.4である。CAPMが成り立つとき、株式Xの期待収益率として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 9%
9%が適切です。CAPMでは、株式の期待収益率=無リスク利子率+ベータ×(市場ポートフォリオの期待収益率−無リスク利子率)です。
かっこの中の差を市場リスクプレミアムといい、ここでは7%−2%=5%です。数を入れると2%+1.4×5%=2%+7%=9%になります。
「11.8%」は、プレミアムでなく市場の期待収益率7%そのものにベータを掛け、2%+1.4×7%=2%+9.8%とした値です。「9.8%」は、市場の期待収益率にベータを掛けた1.4×7%だけで、無リスク利子率の扱いを丸ごと落とした値です。
「7%」は、1.4×5%でプレミアムの部分だけを出し、無リスク利子率2%を足し忘れた値で、たまたま市場の期待収益率と同じになります。ベータが1より大きい株式は市場より大きいプレミアムを求められるので、期待収益率は市場の7%を上回るはずだ、と見当をつけると検算になります。
ベータを掛けるのは市場の期待収益率と無リスク利子率の差であり、その後に無リスク利子率を足し戻す、の2段を押さえましょう。
関連キーワード: CAPM・ベータ・市場リスクプレミアム・無リスク利子率
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