中小企業診断士 第1次試験 原価計算と経営分析・利益管理 練習問題 第3問: 製品Xの直接材料費について標準原価計算を行っている。当月の資料は次のとおりである。直接材料費の数量差異と価格差異の組合せとして、最も適切なものはどれか。 標準価
製品Xの直接材料費について標準原価計算を行っている。当月の資料は次のとおりである。直接材料費の数量差異と価格差異の組合せとして、最も適切なものはどれか。 標準価格:1kg当たり98円、標準消費量:製品1個当たり2kg 当月の実際生産量:1,000個 実際消費量:2,100kg、実際価格:1kg当たり102円
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 数量差異9,800円(不利)・価格差異8,400円(不利)
「数量差異9,800円(不利)・価格差異8,400円(不利)」が適切です。数量差異(使った量のずれ)は標準価格で、価格差異(材料の値段のずれ)は実際消費量で評価します。
標準消費量=実際生産量1,000個×2kg=2,000kg。数量差異=(2,000−2,100)×98=−9,800円で、標準より100kg多く使ったので不利差異です。
価格差異=(98−102)×2,100=−8,400円で、標準より1kg当たり4円高く買ったので不利差異です。総差異は、標準原価2,000×98=196,000円と実際原価2,100×102=214,200円の差の18,200円(不利)で、9,800+8,400と一致します。
「10,200円・8,000円」は数量の差100kgに実際価格102円を、価格の差4円に標準消費量2,000kgを掛けた値で、和は同じ18,200円になるので総差異の検算では見分けられません。「9,800円・8,000円」は価格差異だけを標準消費量で、「10,200円・8,400円」は数量差異だけを実際価格で計算した値です。
数量差異は数量の差×標準価格、価格差異は価格の差×実際消費量で、量と値段の両方がずれた部分は価格差異に入る。
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