中小企業診断士 第1次試験 簿記・財務諸表・税務会計 練習問題 第2問: B社(決算日は3月31日)は、2025年10月1日に備品を1,200千円で取得し、同日から使用を始めた。耐用年数5年・残存価額ゼロの定額法で減価償却を行い、間接
B社(決算日は3月31日)は、2025年10月1日に備品を1,200千円で取得し、同日から使用を始めた。耐用年数5年・残存価額ゼロの定額法で減価償却を行い、間接法(減価償却累計額の勘定を使う方法)で記帳している。期中に取得した資産の償却費は月割で計算する。2027年3月31日の決算整理後の、この備品の帳簿価額(取得原価−減価償却累計額)として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 840千円
帳簿価額は840千円です。定額法の1年分の償却費は(取得原価−残存価額)÷耐用年数で、期中に取得した年度だけは使った月数で月割にします。
①1年分の償却費=(1,200−0)÷5=240千円。②2026年3月期は2025年10月から2026年3月までの6か月を使ったので、240×6/12=120千円。
③2027年3月期は1年を通して使ったので240千円。④2027年3月31日の減価償却累計額(それまでの償却費の合計)=120+240=360千円。
⑤帳簿価額=1,200−360=840千円。「720千円」は1年目も月割をせず1年分の240千円を償却したときの値です(1,200−240×2)。
「960千円」は累計額でなく2027年3月期の償却費240千円だけを取得原価から引いた値で、1年目の120千円が抜けています。「860千円」は1年目の月数を「3月と10月の差」から5か月と数え、240×5/12=100千円とした値です(1,200−100−240)。
期中に取得した資産は初年度だけ月割で償却し、帳簿価額は取得原価から各期の償却費を積み上げた減価償却累計額を引いて求めます。
関連キーワード: 減価償却・定額法・月割計算・減価償却累計額・帳簿価額
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