中小企業診断士 第1次試験 簿記・財務諸表・税務会計 練習問題 第1問: A社の当期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の商品売買に関する資料は次のとおりである(単位:千円)。売上高3,000、期首商品棚卸高300、当期商品仕
A社の当期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の商品売買に関する資料は次のとおりである(単位:千円)。売上高3,000、期首商品棚卸高300、当期商品仕入高2,400。期末商品の帳簿数量は100個(原価@5)、実地数量は96個、期末の正味売却価額は@4である。商品評価損は売上原価に含め、棚卸減耗費は販売費及び一般管理費に計上する。このとき、損益計算書の売上総利益として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 704千円
売上総利益は704千円です。売上原価は「期首商品+当期仕入−期末商品(帳簿の数量×原価)」に、問題文の決まりで売上原価に含める商品評価損を足して求めます。
①期末商品の帳簿棚卸高=100個×5千円=500千円。②棚卸減耗費=(100−96)個×5千円=20千円(販売費及び一般管理費なので売上原価に入れない)。
③商品評価損=96個×(5−4)千円=96千円(売上原価に入れる)。④売上原価=300+2,400−500+96=2,296千円。
⑤売上総利益=3,000−2,296=704千円。「800千円」は評価損を売上原価に入れず、売上原価を2,200千円としたときの値です。
「684千円」は減耗費20千円まで売上原価に入れた値で、期末商品を実地数量×正味売却価額(96×4=384千円)で引いたときも、売上原価は同じ2,316千円になります。「588千円」は期末商品を384千円で引いて評価損を織り込んだうえ、さらに評価損96千円を足して二重に数えた値です(300+2,400−384+96=2,412千円)。
棚卸減耗費は(帳簿数量−実地数量)×原価、商品評価損は実地数量×(原価−正味売却価額)で求めます。
関連キーワード: 売上原価・棚卸減耗費・商品評価損・売上総利益・決算整理
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