中小企業診断士 第1次試験 ハードウェア・ソフトウェア・アルゴリズム 練習問題 第4問: キャッシュメモリのアクセス時間が10ナノ秒、主記憶のアクセス時間が60ナノ秒、キャッシュメモリのヒット率が0.9のコンピュータがある。読みたいデータがキャッシュ
キャッシュメモリのアクセス時間が10ナノ秒、主記憶のアクセス時間が60ナノ秒、キャッシュメモリのヒット率が0.9のコンピュータがある。読みたいデータがキャッシュメモリに無いときは主記憶のアクセス時間だけがかかるものとする。このときの実効アクセス時間として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 15ナノ秒
「15ナノ秒」が適切です。実効アクセス時間は、キャッシュメモリにデータがある(ヒットする)場合と無い場合にかかる時間を、それぞれの起こる割合で重み付けして平均した値です。
この問題ではデータが無いときは主記憶のアクセス時間だけがかかると決めているので、0.9×10+0.1×60=9+6=15ナノ秒です(10・60・0.9はどれも問題文の値)。「16ナノ秒」は、ヒットしないときにキャッシュを調べる10ナノ秒と主記憶の60ナノ秒を足し、0.9×10+0.1×(10+60)=9+7とした値です。
先にキャッシュを調べてから主記憶を読む方式ならこの式になりますが、問題文の決め方とは合いません。「55ナノ秒」はヒット率を主記憶の側に掛けた0.9×60+0.1×10=54+1の値、「35ナノ秒」は割合を考えずに(10+60)÷2とした単純な平均です。
「60ナノ秒」はキャッシュメモリを使わずに毎回主記憶を読む場合の値です。実効アクセス時間は「ヒット率×キャッシュの時間+(1−ヒット率)×ヒットしないときにかかる時間」で、ヒットしないときの時間は問題文の決め方で変わります。
関連キーワード: キャッシュメモリ・ヒット率・実効アクセス時間・主記憶
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