中小企業診断士 第1次試験 システム開発・プロジェクト管理・情報セキュリティ 練習問題 第4問: 次の表の作業A〜Fからなるプロジェクトがある。各作業は、先行作業がすべて終わってから始めるものとし、日数は表のとおりとする。ここで余裕日数とは、プロジェクト全体
次の表の作業A〜Fからなるプロジェクトがある。各作業は、先行作業がすべて終わってから始めるものとし、日数は表のとおりとする。ここで余裕日数とは、プロジェクト全体の所要日数を延ばさずに、その作業の終わりを遅らせることができる最大の日数をいう。このプロジェクトの説明として、最も適切なものはどれか。
| 作業 | 先行作業 | 日数 |
|---|---|---|
| 作業A | なし | 2日 |
| 作業B | A | 4日 |
| 作業C | A | 3日 |
| 作業D | B | 3日 |
| 作業E | B・C | 2日 |
| 作業F | D・E | 2日 |
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 作業Eは1日遅れても全体は延びないが、作業Cは3日遅れると延びる。
「作業Eは1日遅れても全体は延びないが、作業Cは3日遅れると延びる」が適切です。開始から終了までの経路は、A→B→D→F(2+4+3+2=11日)、A→B→E→F(2+4+2+2=10日)、A→C→E→F(2+3+2+2=9日)の3つです。
作業Fは作業DとEの両方が終わるまで始められないため、全体の所要日数は最長の経路の11日で、A→B→D→Fがクリティカルパス(余裕のない作業をつないだ最長の経路)です。Eを通る経路のうち長い方はA→B→E→Fの10日なので、Eの余裕日数は11−10=1日です。
Cを通る経路はA→C→E→Fの9日だけなので、Cの余裕日数は11−9=2日で、3日遅れるとこの経路が12日になり全体が延びます。「A→B→E→F…10日」は2番目に長い経路を選んだ誤りです。
「16日」(2+4+3+3+2+2)は、並行して進む作業を無視した値です。「作業Cの余裕日数は…Eと同じ1日」は誤りで、Eの1日はA→B→E→Fで決まり、CはA→C→E→Fにしか含まれないので2日です。
「作業Fの日数を1日短くすると…変わる」は誤りで、Fは3つの経路すべてに含まれるため、どの経路も1日ずつ短くなり、全体は10日、クリティカルパスはA→B→D→Fのままです。作業の余裕日数は、その作業を通る最も長い経路と全体の日数との差で決まります。
関連キーワード: クリティカルパス・PERT・所要日数・余裕日数
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