中小企業診断士 第1次試験 システム開発・プロジェクト管理・情報セキュリティ 練習問題 第3問: ソフトウェアのテストの技法や基準の説明として、最も適切なものはどれか。
ソフトウェアのテストの技法や基準の説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 分岐網羅は、各判定が真と偽の両方に評価されるようにテストデータを選ぶ基準で、ソースコードを見て作る。
「分岐網羅は、各判定が真と偽の両方に評価されるように…ソースコードを見て作る」が適切です。分岐網羅(判定条件網羅)は、プログラム中の判定がテストで真と偽の両方になった割合を見る基準です。
どの判定がどこにあるかはソースコードを見ないと分からないため、内部の構造に基づくホワイトボックステストの基準に当たります(NIST SP 800-142)。「同値分割は、ソースコードの分岐を見て」は誤りで、同値分割は仕様で同じ扱いとされる入力をひとまとめにし、代表の値を選ぶブラックボックステストの技法です。
区分は仕様から決めます。「境界の値だけを選び…すぐ外側や内側の値はテストに使わない」は誤りで、限界値分析(境界値分析)は、境界の値と、そのすぐ両側の値を選びます。
「条件網羅を100%満たせば…分岐網羅も100%になる」は誤りです。たとえば「AまたはB」の判定を、Aだけが真とBだけが真の2通りで試すと、AもBも真と偽の両方になりますが、判定が偽になる側は一度も通りません。
「ブラックボックステストでは、命令網羅の割合を測って」は誤りで、命令網羅などの網羅率はソースコードを見られることが前提です。内部の作りを見ずに仕様と入出力だけで行うブラックボックステストでは測れません。
仕様から作るか、ソースコードの構造から作るかで技法を分けて押さえましょう。
関連キーワード: ホワイトボックステスト・ブラックボックステスト・分岐網羅・条件網羅・同値分割
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