知的財産管理技能検定3級 著作権法 練習問題 第4問: X社が、他社のウェブサイトに掲載された解説記事の全文を無断で自社のウェブサイトに転載した。この場合について、次のうち正しいものはどれか。
問題 4 / 10あと 1 問で 50% の位置
初級著作権法難易度目安 約 68%
X社が、他社のウェブサイトに掲載された解説記事の全文を無断で自社のウェブサイトに転載した。この場合について、次のうち正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. 記事をサーバに保存する行為は複製に、閲覧できる状態に置く行為は公衆送信に当たり得る。
肢1が正しい記述です。記事の全文をサーバに記録する行為は有形的な再製として複製 (第21条) に、それをウェブサイトで公衆がアクセスできる状態に置く行為は送信可能化を含む公衆送信 (第23条第1項) に当たり得るので、権利制限規定に該当しない限り著作権者の許諾が必要です。肢2は誤りで、引用 (第32条第1項) は公正な慣行に合致し、報道・批評・研究などの目的上正当な範囲内で行われるものに限られ、自分の記述が主で引用部分が従という関係が要ります。全文の転載は出所を明示しても引用にはなりません。肢3は誤りで、公開されていることは著作権の放棄を意味しません。肢4は誤りで、営利目的かどうかは侵害の成否に関係ありません (非営利であることが要件になるのは第38条などの特定の権利制限規定だけです)。
根拠・参照資料: 著作権法第21条・第23条・第32条
関連キーワード: 複製権・公衆送信権・無断転載・送信可能化・引用の要件
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