二級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第67問: ボイラーの休止中の保存における満水保存(満水保存法)の具体的な方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
ボイラーの休止中の保存における満水保存(満水保存法)の具体的な方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 2. 満水保存では、防食のための薬品を加えてアルカリ性に調整した水をボイラー内に満たし、空気(酸素)との接触を断って腐食を防ぐ
満水保存(満水保存法)は、防食のための薬品を加えてアルカリ性に調整したボイラー水を胴内いっぱいに満たし、金属面が空気(酸素)と接触しないようにして腐食を防ぐ保存方法です。保存中は薬品の濃度やアルカリ度を適切に保つよう管理し、内部を窒素ガスで加圧して酸素の侵入を防ぐ方法を併用することもあります(選択肢2が正しい)。内部の水を全て抜いて乾燥させ吸湿剤を入れて密閉するのは乾燥保存の方法であり、「水を全て抜いて乾燥させる」は満水保存の説明として誤りです(選択肢1は誤り)。薬品を加えない水道水をそのまま満たすと、水中の溶存酸素や不純物によって腐食が進行するため、「薬品を加えない水道水をそのまま満たすのが最も効果が高い」は誤りです(選択肢3は誤り)。満水保存は内部を水で満たして酸素との接触を断つ方法であり、水と空気の層を半分ずつ作ると気液界面で特に腐食が進みやすくなるため、「水の層と空気の層を半分ずつ作る」は誤りです(選択肢4は誤り)。満水保存は内部を水で満たすため、寒冷期には水が凍結して膨張し損傷するおそれがあり、凍結のおそれがある場合や長期の休止には乾燥保存のほうが適するため、「寒冷期の長期休止に最も適する」は誤りです(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 満水保存・防食薬品・アルカリ性・酸素との接触遮断・凍結のおそれ
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