2級ボイラー技士の過去問は、安全衛生技術試験協会の公表試験問題ページから無料で入手できます。ページ内の「二級ボイラー技士」の行を開いてください。2026年9月13日の確認では、2026年4月掲載と2025年10月掲載の2本のPDFが案内されています。
公表問題を解いたら、科目別に採点し、迷った理由を記録して解き直します。同じ問題も復習に使えますが、答えを覚えた後の得点をそのまま本番の実力とみなさないことが大切です。
公式PDFの入手先と、掲載月の読み方
協会の公表試験問題一覧では「試験問題・正答」を掲載しています。一級やボイラー整備士の行と取り違えないよう、「二級ボイラー技士」を確認してからPDFを開きましょう。
| 掲載月 | 協会が示す問題の実施期間 |
|---|---|
| 2026年4月(令和8年4月) | 2025年7〜12月に実施した試験の問題 |
| 2025年10月(令和7年10月) | 2025年1〜6月に実施した試験の問題 |
「4月掲載」は4月に受けた試験そのものを意味しません。また、今の公式ページで案内されているPDFが2本であることと、世の中に過去の問題が2回分しかないことは別です。出版社の過去問題集などには、より前の公表回が収録されている場合もあります。
PDFの保存時は、ファイル名とは別に掲載月をメモすると混同を防げます。掲載内容が更新されるため、次に使う際も公式一覧の表示を確認してください。ここでは問題や正答の転載は行っていません。
一級の資料を探している方は、一級ボイラー技士の公表問題の入手先で対象を確認してください。
法令は「いつの問題か」を確認する
2026年9月13日時点の公式一覧には、掲載問題が2026年1月1日以降に施行された法令に対応していないという注意があります。過去の問題の正答と、受験時点で適用される法令を混同しないための注意です。すべての法令問題の答えが変更された、という意味ではありません。
関係法令を復習するときは、次の順で確認します。
- 公式一覧で、そのPDFの掲載月と対象となる実施期間を確認する。
- 間違えた問題の条文・数値・条件を、教材の出典や解説から特定する。
- 受験先の公式案内と、教材の対応年度・正誤表・改訂情報を確認する。
- 改正の影響がある場合は、古い正答だけを覚えず、適用される内容と変更点を整理する。
具体的な法令の基準日は受験先の案内で確認してください。教材の出版年が新しいことだけで、すべての改正に対応しているとは判断できません。
初回は採点、2回目からは理由を確かめる
協会の試験案内では、4科目各10問で試験時間は3時間です。公表問題の表紙にも、五肢択一式・40問・3時間と示されています。初回は正答を見る前に解き、時間と科目別の結果を記録しましょう。
| 使う段階 | 確認すること | 残す記録 |
|---|---|---|
| 初めて解く | 初見で判断できるか、時間内に終わるか | 所要時間、科目別の得点、迷った問題 |
| 採点後に調べる | 正答と、選ばない肢の理由が説明できるか | 分からなかった用語・条件・教材のページ |
| 答えを閉じて解き直す | 解説の内容を自分の言葉で説明できるか | 解き直した日、まだ迷う点 |
| 別の問題で確かめる | 条件が変わっても判断できるか | 初見の結果と、反復した問題の結果を分ける |
たとえば「正解したが理由が分からない」問題には印を付けます。五肢択一なので、正答だけでなく残り4肢を選ばない理由も確認すると、分からない条件を見つけやすくなります。
一度解いたPDFを使い終わりにする必要はありません。ただし、選択肢の番号を覚えて正解した結果と、内容を理解して判断した結果は区別しましょう。このPDFだけで本番の合格を保証することもできません。
科目別の復習へつなぐ記録表
次の表を、自分のノートに写して使えます。教材の問題文を丸ごと写す必要はなく、掲載月・問題番号と、分からなかったことを短く記録します。
| 記録する項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 出典と位置 | 公表月、問題番号、科目 |
| 迷った理由 | 用語が不明、条件を読み落とした、理由が説明できない |
| 調べた場所 | 教材の章・ページ、公式資料の該当箇所 |
| 確認したこと | なぜその判断になるかを一文で書く |
| 再確認 | 解き直した日と、別の問題でも判断できたか |
復習する科目が決まったら、ぴよパスのオリジナル練習問題でも確認できます。公式過去問とは別に作った問題で、科目ごとに解説を読みながら進められます。
| 復習する科目 | 練習の入口 |
|---|---|
| ボイラーの構造 | 構造の練習問題を解く |
| ボイラーの取扱い | 取扱いの練習問題を解く |
| 燃料及び燃焼 | 燃料・燃焼の練習問題を解く |
| 関係法令 | 法令の練習問題を解く |
合格基準は各科目40%以上、かつ全体60%以上です。合格率と点数例の解説で、科目別と合計の両方を確認できます。自分の復習先が決まらない場合は、まず二級ボイラー技士の科目一覧から選んでください。
教材を足すなら、分からなかった内容で選ぶ
用語や図の理解に時間がかかったなら、図解と説明を確認できるテキストが候補です。以前の公表回を初見で解きたいなら、収録回と解説の有無を確認して過去問題集を選びます。持っている教材で解決できる場合は、先に該当箇所へ戻りましょう。
たとえばナツメ社の『これならわかる 2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集 第3版』は、4科目の図版・確認問題と巻末模擬試験を含みます。2023年刊行のため、出版社の商品ページにある正誤表と、法令の更新情報も確認して使ってください。購入する際も、版・対応年度・必要な解説があるかを先に確かめましょう。











