二級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第67問: 蒸気の噴射力を利用するインゼクタの構造・作動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
蒸気の噴射力を利用するインゼクタの構造・作動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. インゼクタは蒸気ノズル・混合ノズル・吐出ノズルからなり、蒸気の噴射で給水を吸引・加速し、蒸気が凝縮するときの熱で給水が予熱されてボイラーへ押し込まれる
インゼクタ(蒸気噴射式給水装置)は、蒸気ノズル・混合ノズル・吐出ノズルから構成される。蒸気ノズルからボイラーの蒸気を高速で噴射し、混合ノズルで給水と混合させると蒸気が凝縮して水が高速に加速され、吐出ノズル(ディフューザ)でその速度エネルギーを圧力エネルギーに変えてボイラー内へ給水を押し込む。蒸気が凝縮するときの熱によって給水は予熱されてボイラーに入る(選択肢4が正しい)。「インゼクタは羽根車の回転で水に圧力を与える遠心ポンプの一種」は誤りで、インゼクタは羽根車をもたず蒸気の噴射力で給水する装置である(選択肢1は誤り)。「吐出ノズル(ディフューザ)で水の圧力を速度に変えて噴射する」は誤りで、ディフューザの働きは逆で、水の速度エネルギーを圧力エネルギーに変えてボイラー圧力に打ち勝つ圧力を得る(選択肢2は誤り)。「インゼクタは蒸気を用いず圧縮空気の噴射で給水する」は誤りで、インゼクタが利用するのは蒸気の噴射力である(選択肢3は誤り)。「インゼクタで給水すると給水はボイラーに入る前に冷却される」は誤りで、蒸気の凝縮熱により給水はむしろ予熱(加熱)される(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: インゼクタ・蒸気ノズル・吐出ノズル・ディフューザ・給水予熱
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