二級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第65問: 水管ボイラーの蒸気ドラム内に設ける気水分離装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
水管ボイラーの蒸気ドラム内に設ける気水分離装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 2. 気水分離装置は蒸気ドラム内で気水混合物から蒸気と水を分離し、乾き度の高い蒸気を取り出してキャリオーバを防ぐ
気水分離装置は、水管ボイラーの蒸気ドラム内に設けられ、蒸発管からドラムに入ってくる気水混合物(蒸気と水の混合物)から蒸気と水を分離する装置である。これにより水分の少ない乾き度の高い蒸気を取り出し、蒸気とともに水分や不純物が運び出されるキャリオーバを防ぐ(選択肢2が正しい)。方式には邪魔板(バッフル)式、旋回流の遠心力を利用するサイクロン式、細かい水滴を捕らえるスクラバなどがある。「気水分離装置は給水を予熱するため煙道に設ける」は誤りで、給水を予熱するのはエコノマイザであり、気水分離装置は蒸気ドラム内の装置である(選択肢1は誤り)。「サイクロン式気水分離器は蒸気と水の温度差だけを利用して分離する」は誤りで、サイクロン式は旋回流による遠心力で密度の大きい水を分離する(選択肢3は誤り)。「気水分離装置は蒸気に多量の水分を同伴させ湿り度を高めるために設ける」は誤りで、目的は逆で、水分を分離して乾いた蒸気を得るためのものである(選択肢4は誤り)。「気水分離装置は水ドラム(下部ドラム)内に設けられ下降管へ蒸気を送る」は誤りで、気水分離装置は上部の蒸気ドラム内に設けられる(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 気水分離装置・蒸気ドラム・サイクロン式・キャリオーバ・乾き度
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