ぴよパス

登録販売者 試験当日の完全ガイド|持ち物・午前午後3時間×2の時間配分

ぴよパス編集部9分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 試験当日の持ち物チェックリスト(必須5点と便利グッズ)
  • 午前60問・午後60問の2部構成タイムラインと時間配分戦略
  • 昼休み約1時間の正しい過ごし方
  • 午後最大の難関・第3章40問の対処法
  • 都道府県別の問題差異と心構え
  • 試験当日朝から夜までの理想スケジュール
  • 合格発表と販売従事登録の流れ

登録販売者試験の概要(当日を知るための前提知識)

登録販売者試験は各都道府県(または複数県の共同実施ブロック)が年1回実施する国家試験です。実施時期は都道府県によって異なり、おおむね8月〜12月の間に集中します。

試験は午前・午後の2部構成で、合計120問・マークシート式(四択)です。

出題章問題数試験時間の目安
午前第1章・第2章・第4章60問120分〜150分
午後第3章・第5章60問120分〜150分

正確な試験時間は受験票または各都道府県の受験案内に記載されています。「2時間」「2時間30分」「3時間」と都道府県によって異なりますので、必ず自分が受験する地域の要項を確認してください。

合格基準は「全120問中84問以上(70%以上)かつ各章ごとに設けられた足切り(多くの場合は各章の35〜40%以上)をすべてクリアすること」です。1つの章の得点が著しく低いと、総得点が70%を超えていても不合格になります。

登録販売者の練習問題はこちらで科目別に取り組むことができます。


広告

試験当日の持ち物チェックリスト

「忘れた」と気づいても会場から取りに戻る時間はありません。前日夜のうちに鞄に入れておきましょう。

必須の持ち物

持ち物補足
受験票写真(6か月以内に撮影した証明写真)が貼付済みのもの。写真未貼付は受験不可の場合あり
身分証明書運転免許証・マイナンバーカード・パスポート等、顔写真付きの公的書類
鉛筆(HB・2〜3本)マークシート記入に使用。芯が折れたときの予備も忘れずに
消しゴムよく消えるものを選ぶ。古くなって硬化した消しゴムはマークを消しきれず誤読の原因になる
腕時計試験室に時計がない会場も多い。スマートウォッチは禁止の会場が大多数なので、アナログまたはデジタルの腕時計を用意する

5点の確認だけで大半のトラブルを防げます。受験票・身分証・鉛筆・消しゴム・腕時計を前日夜に鞄へ。

あると便利な持ち物

持ち物補足
手動の鉛筆削り長丁場の試験で芯をキープ。電動は会場に持ち込めないので手動を用意する
軽い昼食・飲料水会場周辺の飲食店が少ない場合がある。昼休みに血糖値を安定させるため、消化に良い軽食を持参するのがおすすめ
薄手のカーディガン空調で室温が予想以上に下がることがある。体温調節できる服装が必須
耳栓周囲の書き込み音や空調音が気になる人向け。使用可否は会場のルールに従う

持ち込み禁止のもの

  • スマートフォン・タブレット(電源オフにして鞄にしまう)
  • 電卓・計算機(計算問題は出題されないが持ち込み自体も不可)
  • 参考書・テキスト・ノート類
  • スマートウォッチ(通信機能があるウェアラブル端末)

試験当日の理想タイムライン(朝〜夜)

以下は一般的な午前試験スタートを想定した目安です。実際の集合時間・試験開始時刻は受験票を確認してください。

時刻(目安)行動
試験開始の2時間前自宅を出発。交通機関の遅延を想定して1本余裕を持った便を選ぶ
試験開始の40〜30分前会場到着。受付・座席確認を済ませる
試験開始の10分前着席完了。持ち物を机に出し、監督者の説明を聞く
午前試験開始第1・2・4章 60問
午前試験終了答案用紙を提出して退出(または着席のまま待機)
昼休み(約1時間)軽食・休憩。午前の答え合わせは厳禁
午後試験開始第3・5章 60問
午後試験終了答案用紙を提出して退出
帰宅後自己採点(任意)。翌日以降の合格発表を待つ

午前試験(第1・2・4章 60問)の時間配分戦略

午前は「第1章:医薬品概論(5問程度)」「第2章:人体の働きと医薬品(20問程度)」「第4章:薬事関係法規・制度(20問程度)」で構成されます(問題数は都道府県により若干異なります)。

午前の時間配分目安(試験時間120分の場合)

フェーズ所要時間の目安
全問を通読・回答(1周目)約70〜80分
迷った問題の見直し(2周目)約30〜35分
マークのズレ確認約5〜10分

試験時間が150分の場合は各フェーズを1.25倍程度に伸ばせます。1問あたりに使える時間は2分〜2分30秒が目安です。

午前で意識すること

第2章は暗記の密度が高い。消化器・循環器・呼吸器・神経系など、各器官の構造と医薬品の作用部位を問われます。自信のない問題は迷わず「後回し」のマークを問題用紙に書き、1周目で全問に一度目を通してから戻る作戦が有効です。

第4章は薬事法規の条文解釈。「○○の定義に該当するものはどれか」「一般用医薬品の販売に必要なものはどれか」のような問われ方が多く、条文の細部の数値や手続きに注意が必要です。薬事法規の練習問題で事前に仕上げておくと得点源になります。

第1章は問題数が少ない分だけ1問の重みが大きい。医薬品の定義・リスク分類など基礎的な内容が中心なので、確実に得点しておきましょう。


昼休み(約1時間)の過ごし方

昼休みの使い方が午後の成否を分けます。特に「やってはいけないこと」を知っておくことが重要です。

やってはいけないこと

午前の答え合わせは絶対にしてはいけません。近くの受験者と「あの問題どう答えた?」と話したくなる気持ちは理解できますが、答えが食い違うと午後の集中力が大きく低下します。午前の結果は変えられないため、午後に向けてメンタルをリセットすることが最優先です。

やるべきこと

  1. 軽い昼食を摂る。脳のエネルギー源であるブドウ糖を補給します。重すぎる食事は眠気を招くため、おにぎり・サンドイッチ・バナナなど消化の良いものを選んでください。
  2. 第3章の頻出薬効群を5〜10分だけ確認する。かぜ薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬・循環器用薬など「成分名と作用」のペアを軽く目に通す程度にとどめます。詰め込もうとすると疲弊するので注意してください。
  3. 残り時間は体を休める。目を閉じる・ストレッチをするなど、午後の集中力を維持するための休息を優先します。

午後試験(第3・5章 60問)の時間配分戦略

午後は「第3章:主な医薬品とその作用(40問程度)」「第5章:医薬品の適正使用・安全対策(20問程度)」で構成されます。

午後最大の山場:第3章40問

第3章は登録販売者試験全体で最も問題数が多く、かつ最大の難関です。医薬品の作用の練習問題で集中的に対策できます。

カテゴリは「かぜ薬・解熱鎮痛薬」「眠気防止薬・滋養強壮保健薬」「胃腸薬・整腸薬」「高コレステロール改善薬・循環器用薬」「外用薬・漢方薬」など多岐にわたります。出題される成分名の量が多いため、全問を丁寧に解こうとすると時間が足りなくなります。

第3章の攻略ポイント

  • 「知っている成分」から先に回答する。馴染みのある有効成分(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)が問われる問題は素早く処理し、時間を難問に回す。
  • 「作用・副作用・禁忌」のセットで覚える。成分名だけ覚えても選択肢が「副作用を問う」形になっていると失点します。基礎知識の練習問題で基本的な薬の仕組みをおさえておくことが第3章の得点にも直結します。
  • 漢方薬は「適応する証(しょう)と効能」でまとめて覚える。構成生薬の丸暗記よりも、どの症状(証)に使うかをひとつひとつ確認するほうが得点しやすいです。

午後の時間配分目安(試験時間120分の場合)

フェーズ所要時間の目安
第3章60問に先行着手・1周目約60〜70分
第5章20問約20〜25分
迷った問題の見直し約15〜20分
マークのズレ確認約5分

※第5章(医薬品の適正使用・安全対策)は「副作用情報の見方」「救済制度」「添付文書の読み方」などが問われます。条文系の知識が多く、第4章の学習と共通する部分があるため比較的安定して得点しやすい章です。


都道府県別の問題差異と心構え

登録販売者試験は都道府県(またはブロック)ごとに異なる問題が出題されます。これはほかの国家資格にはない特徴です。

ブロック制の仕組み

多くの都道府県は複数県が連携した「ブロック実施」を行っています。同ブロック内では同一問題が出題されます(例:関東甲信越ブロック、近畿ブロックなど)。自分が受験するブロックの傾向を把握しておくと対策が効率的です。

問題の差異が生まれる理由

各都道府県が出題を管理しているため、成分名の問われ方・漢方薬の出題比率・問題文の長さなどにばらつきがあります。例えばあるブロックでは成分名をカタカナで直接問うのに対し、別のブロックでは効能・効果を記述してどの成分か選ばせる形式が多いことがあります。

心構え

難易度の差を過度に気にしてもコントロールできません。登録販売者の練習問題は全国基準の出題傾向をもとに作成していますので、基礎知識を確実に固めることが最善策です。難しい問題に時間をかけすぎず、確実に取れる問題を積み上げる戦略が、どのブロックでも通用します。


試験当日のメンタル管理

登録販売者試験は年1回の実施が多く、特に「第3章40問を午後に回す」構造上、午後の失速リスクが存在します。

午後スタート時に「疲れた」と感じたとき

午前60問を解いたあとは集中力の消耗が必ず起きます。「疲れを感じるのは全受験者共通」と割り切り、まず深呼吸を一つ。問題用紙が配られたら最初の数問(第5章など取り組みやすいところ)から入って頭を試験モードに切り替える手法も有効です。

「分からない問題」に出会ったとき

全120問で70%正解が目標であり、すべての問題を解ける必要はありません。迷ったら「後回し」を決め、確実に取れる問題の積み上げを優先してください。消去法で2択まで絞れた場合は迷わず一方を選んでおき、時間が余ったときに見直します。

科目ごとの足切りに注意する

登録販売者試験では各章に足切り基準が設定されています(各章の正解率35〜40%程度が一般的)。特定の章を「捨てる」戦略は取れません。苦手な章があっても最低限の得点を確保することを意識してください。

独学での勉強法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。また、第3章の集中攻略法合格率・難易度のデータも参考にしてください。


合格発表と販売従事登録の流れ

試験が終了したら、合格発表と登録の流れを把握しておきましょう。

合格発表

タイミング内容
試験当日〜翌日一部サイトや受験者コミュニティで非公式の解答速報が出ることがある(公式ではないので参考程度に)
試験から1〜2か月後各都道府県の公式サイトに合格者の受験番号が掲載される
合格通知書合格者に郵送または公示(都道府県による)

販売従事登録

登録販売者として医薬品を販売するには、合格後に「販売従事登録」が必要です。

  • 申請先: 勤務先(ドラッグストア・薬局等)が所在する都道府県の担当窓口(保健所・薬務課等)
  • 必要書類: 合格通知書・販売従事登録申請書・戸籍謄本または住民票・証明写真・登録手数料(各都道府県で異なる)
  • 注意点: 就業先の都道府県に申請する。転職・異動の際は新たな都道府県で再登録が必要な場合がある

試験前日にやっておくべきこと

前日は「準備を固める日」であり、「詰め込みをする日」ではありません。

前日チェックリスト

持ち物の準備(最優先)

  • 受験票に写真が貼付されているか確認する
  • 鉛筆を2〜3本削っておく
  • 消しゴムが十分な大きさか確認する(小さくなったものは新品に交換)
  • 腕時計の電池が切れていないか確認する
  • 身分証が財布または鞄に入っているか確認する

会場への行き方の確認

  • 受験票の会場住所をマップで確認し、最寄り駅からのルートを把握する
  • 当日の交通機関の時刻表を調べ、1本余裕を持った便を選ぶ
  • 会場周辺の昼食調達スポットを確認しておく(コンビニの有無など)

学習面の前日対策

前日は新しい章の暗記を始めない。苦手だと感じているカテゴリ(第3章の成分名や第4章の法規数値)を軽く確認する程度にとどめ、就寝は0時前を目標にしましょう。長時間の試験に向けて脳を休めることが最大の前日対策です。


まとめ:当日を制するための5原則

登録販売者試験の当日に意識してほしいことを5つにまとめます。

  1. 持ち物5点(受験票・身分証・鉛筆・消しゴム・時計)を前日夜に確認する
  2. 午前は第2章・第4章の取り組みやすい問題から先に処理して1周目を完走する
  3. 昼休みは午前の答え合わせをせず、軽食と休息で午後に備える
  4. 午後は第3章40問に時間を集中させ、知っている成分から先に解く
  5. 各章の足切りを意識しながら、確実に取れる問題を積み上げる

登録販売者の全科目練習問題でしっかりと実力を積み上げてから試験本番に臨んでください。


関連する練習問題

広告

🐥

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成。問題は全てオリジナルで、12項目の品質ガードで正確性を担保しています。

編集部について詳しく →

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

この記事をシェア

登録販売者の予想問題を無料で解けます

160問 — 登録不要・科目別学習&模擬試験対応

合格率
約40-44%
受験料
¥16,000
試験時間
3時間 (午前午後2部構成の都道府県あり)

オリジナル予想問題で知識を定着させましょう。読んでいるだけでは合格できません — 今すぐ問題を解いて実力を可視化しましょう。

この記事は に最終更新されました