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【2026年版】危険物甲種の語呂合わせ攻略|全6類の代表物質・物化公式・指定数量の暗記テクニック

ぴよパス編集部8分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 全6類の分類体系と代表物質を覚える語呂合わせ
  • 各類の「危険な性質」を対比で覚えるテクニック
  • 物理化学の計算公式を混同しない暗記法
  • 指定数量の数値を類別に整理して覚える方法
  • 6類すべてを横断的に記憶する学習戦略

危険物甲種で「語呂合わせが効く暗記項目」の全体像

危険物取扱者甲種は「法令(15問)」「物理化学(10問)」「性質消火(20問)」の3科目です。乙種と異なり全6類が出題範囲のため、暗記量が格段に増えます。

科目語呂合わせが有効な暗記項目
法令6類すべての指定数量、保安距離・保有空地の数値
物理化学ボイル・シャルルの法則、ヘスの法則、mol計算
性質消火6類の分類と代表物質、消火方法の可否、混載禁止の組み合わせ

以下の語呂合わせはすべてぴよパス編集部がオリジナルで考案したものです。


【性質消火】全6類の分類体系を覚える語呂合わせ

語呂合わせ1:6類の性質キーワード ― 「さん・かえん・じこ・いんか・じこ・さんか」

性質のキーワード代表物質
第1類酸化性固体塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム
第2類可燃性固体硫黄、赤りん、鉄粉、マグネシウム
第3類自然発火性・禁水性ナトリウム、カリウム、黄りん
第4類引火性液体ガソリン、灯油、軽油、重油
第5類自己反応性物質ニトログリセリン、TNT、有機過酸化物
第6類酸化性液体過酸化水素、硝酸、過塩素酸

覚え方:「サンカコタイ(第1類)・カネンコタイ(第2類)・シゼンキンスイ(第3類)・インカエキタイ(第4類)・ジコハンノウ(第5類)・サンカエキタイ(第6類)」

語呂合わせ2:固体と液体の区別 ― 「1・2・3は固体系、4・6は液体、5は両方」

覚え方:「イチ・ニ・サンは固体の仲間、ヨンとロクは液体、ゴは自分で爆発」

状態
第1類固体
第2類固体
第3類固体または液体
第4類液体
第5類固体または液体
第6類液体

試験では「第◯類は固体か液体か」を問う問題が出ます。「1・2は固体、4・6は液体、3・5はどちらもあり」と整理しましょう。


【性質消火】各類の代表物質を覚える語呂合わせ

語呂合わせ3:第1類の代表物質 ― 「エンソサン・カエンソサン、1類は酸化で相手を燃やす」

第1類(酸化性固体)の代表物質は以下のとおりです。

  • 塩素酸カリウム(KClO3)
  • 過塩素酸ナトリウム(NaClO4)
  • 過マンガン酸カリウム(KMnO4)
  • 重クロム酸カリウム(K2Cr2O7)

覚え方:「エン・カエン・カマン・ジュウクロム、1類は酸素をあげる人」

第1類自体は燃えませんが、他の物質に酸素を供給して燃焼を促進します。「自分は燃えない、相手を燃やす」というイメージが重要です。

語呂合わせ4:第3類の禁水性物質 ― 「ナトリウム・カリウムは水で爆発、ナカは水に弱い」

第3類(自然発火性・禁水性)の代表物質です。

  • ナトリウム(Na):水と激しく反応して水素を発生
  • カリウム(K):ナトリウムより激しく水と反応
  • 黄りん(P4):空気中で自然発火、水中保存

覚え方:「ナ(ナトリウム)・カ(カリウム)は水禁止、黄りんは空気禁止」

ナトリウムとカリウムは石油中に保存(水禁止)、黄りんは水中に保存(空気禁止)という保存方法の違いが試験で問われます。「ナカは油で守る、黄りんは水で守る」と対比で覚えましょう。

語呂合わせ5:第5類の代表物質 ― 「ニトロとTNT、5類は自分で燃えて爆発」

第5類(自己反応性物質)の代表物質です。

  • ニトログリセリン:爆薬の原料、衝撃で爆発
  • TNT(トリニトロトルエン):爆薬の代表
  • 過酸化ベンゾイル:有機過酸化物

覚え方:「5類はジコ(自己)反応、自分の中に酸素を持っていて勝手に燃える」

第5類は分子内に酸素を含むため、外部からの酸素供給なしに燃焼・爆発します。このため窒息消火が効きにくいという特徴が試験頻出です。「5類に窒息消火は効かない」をセットで覚えましょう。

性質・消火の練習問題で確認する


【性質消火】消火方法の可否を覚える語呂合わせ

語呂合わせ6:水消火が使えない類 ― 「3類禁水と4類油には水をかけるな」

水消火の可否理由
第1類一部可(大量の水で冷却)種類による
第2類一部可(鉄粉・マグネシウムは禁水)金属は水と反応
第3類原則不可水と激しく反応
第4類原則不可水より軽く火面が拡大
第5類大量の水で冷却可冷却が有効
第6類使わない(酸化性液体自体は不燃)

覚え方:「サン(第3類)とヨン(第4類)には水禁止、サン(3)は反応、ヨン(4)は浮く」

第3類は水と化学反応して水素などの可燃性ガスを発生するため禁水、第4類は水より比重が小さいため水面に浮いて火面が広がるため禁水です。理由の違いをセットで覚えると応用問題に対応できます。


【物理化学】計算公式を覚える語呂合わせ

語呂合わせ7:ボイル・シャルルの法則 ― 「PV÷T(ピーブイわるティー)は一定」

P1V1 / T1 = P2V2 / T2

  • P:圧力(気圧やPa)
  • V:体積(L)
  • T:絶対温度(K)※ T(K) = t(℃) + 273

覚え方:「ピーブイわるティー、いつでも一定」

注意点は温度をケルビン(K)で計算することです。「℃にニナサン(273)を足してケルビンに変換」という手順も語呂で覚えましょう。

語呂合わせ8:mol計算の基本 ― 「モルは質量わる分子量(n = m / M)」

n(物質量mol)= m(質量g)÷ M(分子量g/mol)

覚え方:「モル(n)は グラム(m)わる ブンシリョウ(M)」

加えて「1molの気体は標準状態で22.4L」という関係も覚えます。

覚え方:「イチモルはニニヨン(22.4)リットル」

22.4Lという数値は理論計算で頻出です。「ニニヨン」と3桁のリズムで覚えましょう。

語呂合わせ9:ヘスの法則(総熱量保存の法則) ― 「回り道しても熱量は同じ」

ヘスの法則は「反応の経路に関係なく、反応熱の総量は始点と終点だけで決まる」という法則です。

覚え方:「ヘスは経路無視、始まりと終わりが同じなら熱も同じ」

熱化学方程式の計算では、複数の反応式を足し引きして目的の反応式を作る作業が必要です。ヘスの法則を「反応式の足し算引き算=反応熱の足し算引き算」と理解すると計算手順が明確になります。

物理化学の練習問題で確認する


【法令】指定数量を類別に覚える語呂合わせ

語呂合わせ10:第1類の指定数量 ― 「第1類は50キロが基本」

第1類(酸化性固体)の指定数量は品名によって異なりますが、代表的な数値は以下のとおりです。

品名区分指定数量
塩素酸塩類(第1種酸化性固体)50kg
過塩素酸塩類(第1種酸化性固体)50kg
硝酸塩類(第2種酸化性固体)等300kg
その他(第3種酸化性固体)1000kg

覚え方:「1種はゴジュウ(50)、2種はサンビャク(300)、3種はセン(1000)」

危険度の高い第1種ほど指定数量が小さい(少量で規制対象になる)という法則を理解しましょう。

語呂合わせ11:第4類の指定数量(甲種での復習) ― 「ゴニヨン・セン・ニセン・ロクセン・イチマン」

品名指定数量
特殊引火物50L
第1石油類(非水溶性)200L
アルコール類400L
第2石油類(非水溶性)1000L
第3石油類(非水溶性)2000L
第4石油類6000L
動植物油類10000L

覚え方:「ゴ(50)ニ(200)ヨン(400)セン(1000)ニセン(2000)ロク(6000)イチマン(10000)」

乙4で覚えた語呂合わせをそのまま使えます。甲種受験者は乙4の知識を土台にして、他の類の指定数量を上乗せしていきましょう。


【性質消火】類をまたいだ混同を防ぐ対比暗記テクニック

語呂合わせ12:酸化性の2つの類 ― 「1類は固体で酸化、6類は液体で酸化」

第1類と第6類はどちらも「酸化性」がキーワードですが、状態が異なります。

覚え方:「酸化性の双子、イチ(1)は固体のお兄さん、ロク(6)は液体の弟」

試験では「酸化性固体はどの類か」「酸化性液体はどの類か」が頻繁に問われます。1=固体、6=液体の対応を確実に覚えましょう。

語呂合わせ13:「自ら燃える」2つの類 ― 「3類は自然発火、5類は自己反応」

第3類と第5類はどちらも「自ら」というキーワードが付きますが、メカニズムが異なります。

  • 第3類:空気や水と接触して「自然に」発火する
  • 第5類:分子内に酸素を持ち「自己」反応で燃焼・爆発する

覚え方:「3類は外(空気・水)がきっかけ、5類は中(分子内酸素)がきっかけ」

「外部トリガーの第3類、内部トリガーの第5類」と覚えると混同を防げます。


語呂合わせ一覧まとめ

番号暗記テーマ語呂合わせ・テクニック
16類の性質キーワード「サンカ・カネン・シゼンキンスイ・インカ・ジコ・サンカ」
2固体・液体の区別「1・2は固体、4・6は液体、3・5は両方」
3第1類の代表物質「エン・カエン・カマン・ジュウクロム」
4第3類の禁水性「ナカは水禁止、黄りんは空気禁止」
5第5類の特徴「自分の中に酸素、窒息消火は効かない」
6水消火の禁止「3類(反応)と4類(浮く)に水禁止」
7ボイル・シャルルの法則「PV÷T は一定」
8mol計算「モル=グラム÷分子量、1mol=22.4L」
9ヘスの法則「回り道しても熱量は同じ」
10第1類の指定数量「1種50、2種300、3種1000」
11第4類の指定数量「ゴ・ニ・ヨン・セン・ニセン・ロク・イチマン」
12酸化性の対比「1類=固体で酸化、6類=液体で酸化」
13自ら燃える対比「3類=外がきっかけ、5類=中がきっかけ」

語呂合わせを試験本番で活かすコツ

試験開始直後に6類の分類表を書き出す

試験が始まったら、まず6類の分類表(類番号・性質キーワード・固体/液体の区別)を余白に書き出しましょう。この表があるだけで性質消火の問題を解くスピードが格段に上がります。

物理化学の公式は3つに絞って確実に覚える

物理化学で覚えるべき公式は「PV/T=一定」「n=m/M」「ヘスの法則(反応式の加減算)」の3つに絞りましょう。この3つを確実に使いこなせれば、計算問題の大部分に対応できます。

6類の対比を意識した復習

6類すべてを個別に覚えようとすると混同が起きます。「酸化性の1類と6類」「自ら燃える3類と5類」「可燃性の2類と4類」のように、2つずつ対比させて覚える方法が記憶効率を高めます。


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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

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