2級管工事施工管理技士 第一次検定の練習問題で、流量・熱量の計算から設備の施工、法規まで40問を解けます。四肢から一つを選ぶ形式で、各問に正解の理由と誤答3肢の説明があります。登録は不要です。
初めて学ぶ人が、単位の扱いや設備の役割を確認するための基礎演習です。本試験の過去問を転載したものではなく、全範囲の対策や合格判定をする模試でもありません。特に本試験の能力問題4問は「二つ選ぶ」形式なので、最後は全国建設研修センターの公式問題で解答方法まで練習してください。
どの10問から始めるか
| 練習カテゴリ | 確認できること | こんなときに |
|---|---|---|
| 機械工学の基礎・10問 | 流速、静水圧、給湯熱量、熱損失、COP、換気回数、湿度、熱伸び、電動機の効率、動圧 | 単位や式への代入で迷う |
| 空調・給排水設備・10問 | 冷凍機まわり、膨張タンク、間接排水、通気、冷却塔、支持部、阻集器 | 器具の役割や系統の違いを整理したい |
| 施工管理法・10問 | 図書の優先順位、工程、品質計画、立会い、配管試験、溶接検査、試運転 | 施工の順序や記録で迷う |
| 法規・10問 | 支給材の金額算入、休憩・休日、給水の接続、腐食防止、換気、高所作業、移動はしご | 数値の条件や例外を読み落とす |
公式の検定科目は「機械工学等」「施工管理法」「法規」の3科目です。ぴよパスでは機械工学等を計算と設備に分けて4カテゴリにしています。10問ずつという配分は練習用で、本試験の出題比率を表すものではありません。
計算問題は、答えを選ぶ前に単位をそろえてください。たとえばPaからkPaへの換算、mからmmへの換算、入力と出力のどちらに効率を掛けるかを区別します。解説で誤答の数値も確認すると、「公式を知らなかった」のか「換算で間違えた」のかを振り返れます。
設備や法規は、正しい肢を覚えた後に、他の肢が使えない条件を言葉で説明してみてください。「基準値より大きいから誤り」ではなく、「最低限を問う設問だから答えにはならない」という違いも扱っています。
本試験は52問出題・40問解答
令和8年度前期の公式問題冊子に示された構成です。
| 番号 | 出題数 | 解答数 | 形式 |
|---|---|---|---|
| No.1〜6 | 6 | 6・必須 | 四肢択一 |
| No.7〜23 | 17 | 9・選択 | 四肢択一 |
| No.24〜28 | 5 | 5・必須 | 四肢択一 |
| No.29〜38 | 10 | 8・選択 | 四肢択一 |
| No.39〜48 | 10 | 8・選択 | 四肢択一 |
| No.49〜52 | 4 | 4・必須 | 四肢から二つ選択 |
必須は合計15問、選択は25問です。選択問題を指定数より多く解答すると減点されます。解けそうな問題を40問自由に選ぶ方式ではなく、各ブロックの指定数を守ります。
No.49〜52は施工管理法の基礎的な能力を問う問題です。選択肢が四つでも解答は一つとは限りません。「二つとも答えなさい」という指示まで読んで解答してください。
130分で解く練習は公式問題へ進んでから
令和8年度後期の受検の手引では、第一次検定は10時30分〜12時40分の130分です。単純に40で割ると1問当たり3分15秒ですが、選択問題を見比べる時間や見直しの時間も必要です。
まずはぴよパスの各10問を時間制限なしで解き、解説を確認します。その後、公式の問題冊子を使って130分を計り、ブロックごとの解答数と二つ選択の指示まで含めて練習する流れが使えます。ここにある40問の点数を、そのまま本試験の合否予測に使わないでください。
令和8年度前期の実施結果は、必須15問・選択25問の各1点、合計40点のうち24点以上を合格としています。国土交通省の令和8年度合格基準も得点60%以上で、実施状況等によって変更する可能性があります。
法律の条件と、工事の仕様を分けて読む
法規の問題では、e-Govで確認した条番号を解説に付けています。公式資料から法令基準日の原文を確認できなかったため、ぴよパスでは2026年4月1日を確認用の日付として仮置きし、9月9日の条文と比較して採用条に変更がないことを確認しました。4月1日が公式の出題基準日だと案内するものではありません。
設備・施工の問題で引用する国土交通省の公共建築工事標準仕様書や建築設備設計基準は、官庁施設向けの施工・設計の基準です。法令とは区別し、問題文で適用する版を示しています。現場では設計図書、適用する仕様、製造者の条件を確認する必要があります。
教材は不足している練習に合わせて選ぶ
用語から学び直したい場合は、成美堂出版の『いちばんわかりやすい!2級管工事施工管理技術検定 合格テキスト』(ISBN 9784415241197)が候補になります。出版社の目次で、自分が苦手な分野の収録を確認できます。
通し演習を増やす場合は、『詳解 2級管工事施工管理技術検定過去6回問題集 ’26年版』(ISBN 9784415241289)が第一次検定6回分を収録しています。出版社の収録回一覧で対象年度を確認してください。
さらに年度を広げる場合は、地域開発研究所の『2級管工事施工管理第一次・第二次検定問題解説集2026年版』(ISBN 9784886154613)が第一次の令和7年度〜令和2年度の問題を収録しています。出版社の案内で収録範囲を確認できます。3冊をそろえる前提ではなく、基礎説明と通し演習のどちらが足りないかで選びます。
試験トップの教材欄から書誌と購入先を確認できます。
令和8年度の受検情報
全国建設研修センターの案内による第一次検定の受検資格は、試験実施年度に満17歳以上となる人です。令和8年度は2010年4月1日以前生まれが対象で、第一次には学歴・実務経験の条件はありません。第一次合格で称することができるのは「2級管工事施工管理技士補」で、第二次合格の技士とは区別します。
第一次のみの受検料は6,350円(非課税)で、インターネット申請の事務手数料250円(税込)が別途かかります。令和8年度後期の申請は7月14日〜7月28日で終了し、試験は11月15日、第一次の合格発表は2027年1月5日です。2026年9月9日時点で、新たに後期へ申し込むことはできません。
合格率は、令和8年度前期が受検者5,570人・合格者3,483人の62.5%、令和7年度後期等の第一次が受検者9,409人・合格者5,752人の61.1%でした。後者には第一次・第二次同時受検者の第一次も含まれます。年度や回が異なる数字を自分の合格確率と読み替えることはできません。
関連する練習問題
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