ビジネス実務法務検定試験3級 企業と従業員の関係 練習問題 第21問: X社の就業規則は、正社員の基本給の額を定めている。X社は、正社員として採用したAとの間で、就業規則に定める額より低い基本給とすることを個別に合意して労働契約を締
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X社の就業規則は、正社員の基本給の額を定めている。X社は、正社員として採用したAとの間で、就業規則に定める額より低い基本給とすることを個別に合意して労働契約を締結した。いずれの額も最低賃金額を上回り、労働基準法の基準にも反しないものとする。Aの基本給について、労働契約法の定めとして正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 低い基本給の合意はその部分について無効となり、Aの基本給は就業規則で定める額となる
労働契約法第12条は、就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とし、無効となった部分は就業規則で定める基準によると定めています。そのため、就業規則より低い基本給の合意はその部分だけが無効となり、Aの基本給は就業規則で定める額となります(1が正しい)。就業規則と異なる個別の合意が契約の内容となるのは、第12条に当たらない場合、つまり就業規則の基準を下回らない場合で(第7条ただし書)、2は誤りです。契約の全体が無効になるのではなく(3は誤り)、取消しを待たずに当然にその部分が無効となります(4は誤り)。
根拠・参照資料: 労働契約法第7条、第12条
関連キーワード: 就業規則・労働契約・基本給・無効・個別の合意
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