通関士試験 輸出入の通関と AEO 練習問題 第12問: 関税法に規定する特定輸出者の承認(輸出申告の特例の承認)の要件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
関税法に規定する特定輸出者の承認(輸出申告の特例の承認)の要件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 業務について法令を遵守するための事項として財務省令で定める事項を規定した規則を定めていることは、承認の基準の一つである。
正しいのは「業務について法令を遵守するための事項として財務省令で定める事項を規定した規則を定めていることは、承認の基準の一つである」です(関税法第67条の6第3号)。特定輸出者の承認(第67条の3第1項第1号)をしようとするときは、税関長が、①欠格事由に当たらないこと(第67条の6第1号)、②特定輸出申告を電子情報処理組織(NACCS)で行うことなど、輸出に関する業務を適正かつ確実に遂行する能力(第2号)、③法令遵守のための規則(いわゆるコンプライアンス規則)を定めていること(第3号)の基準に適合するかを審査します。
関税法違反で通告処分(税関長が罰金に相当する金額などの納付を通告し、履行すれば公訴されない手続)を受けた者の期間は、通告の旨を履行した日から「2年」ではなく3年です(第1号イ)。他の法令の輸出に関する規定に違反して刑に処せられた者の期間は「3年」ではなく、刑の執行を終わった日などから2年です(第1号ロ)。
審査をするのは財務大臣ではなく税関長です(同条の柱書)。業務についてイに当たる者を役員とする法人も、法人自身が処罰されていなくても基準に適合しません(第1号ヘ)。
特定輸出者の承認では、税関長が欠格事由に当たらないこと・業務を適正かつ確実に遂行する能力・法令遵守の規則を定めていることの3つの基準を審査し、欠格の期間は関税法違反3年、他法令の輸出の規定の違反2年です。
根拠・参照資料: 関税法第67条の6、関税法第67条の3第1項第1号
関連キーワード: 特定輸出者・輸出申告の特例・承認の要件・法令遵守規則
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