通関士試験 輸出入の通関と AEO 練習問題 第8問: 関税法に規定する輸出してはならない貨物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
関税法に規定する輸出してはならない貨物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 育成者権を侵害する物品は、輸出してはならない貨物に該当し、税関長は、輸出されようとするこれらの物品を没収して廃棄することができる。
正しいのは「育成者権を侵害する物品は、輸出してはならない貨物に該当し、税関長は、輸出されようとするこれらの物品を没収して廃棄することができる」です(関税法第69条の2第1項第3号・第2項)。輸出してはならない貨物は、麻薬・向精神薬・大麻・あへん・覚醒剤など(政府が輸出するものなどを除く)、児童ポルノ、特許権・実用新案権・意匠権・商標権・著作権・著作隣接権・育成者権を侵害する物品、不正競争防止法の一定の行為を組成する物品の4つです(同条第1項)。
拳銃などの銃砲や銃砲弾、貨幣・紙幣・有価証券の偽造品は、この4つの号のどれにも入っていません(入っているのは輸入してはならない貨物の第69条の11第1項第2号・第6号です)。回路配置利用権を侵害する物品も、輸入してはならない貨物(同項第9号)には入りますが、輸出してはならない貨物の権利の列にはありません。
児童ポルノは輸出してはならない貨物ですが、税関長が没収して廃棄できるのは第1号・第3号・第4号の貨物で(第69条の2第2項)、児童ポルノに当たると認めるのに相当の理由がある貨物は、輸出しようとする者にその旨を通知します(同条第3項)。輸出してはならない貨物は4種で、税関長が没収して廃棄できるのは児童ポルノを除く3種です。
根拠・参照資料: 関税法第69条の2、関税法第69条の11第1項
関連キーワード: 輸出してはならない貨物・知的財産侵害物品・育成者権・回路配置利用権・没収・廃棄
模試 (61問)
3科目を本試験と同じ問題数で解き、科目ごとの6割を確かめる
通関業法・関税法等・通関実務の3科目を、本試験と同じ61問・250分で解きます。科目ごとに60%の目安で判定し、苦手な分野を見つけられます。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック