通関士試験 課税価格の原則・税率・減免税と特殊関税 練習問題 第18問: 関税定率法第19条の3第1項に規定する輸入時と同一状態で再輸出される場合の戻し税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
関税定率法第19条の3第1項に規定する輸入時と同一状態で再輸出される場合の戻し税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 払戻しの申請書は、その貨物の輸出申告の際に、税関から返付を受けた届出の書面や輸入の許可書などを添えて、税関長に提出する。
正しいのは、払戻しの申請書を、その貨物の輸出申告の際に、返付を受けた届出の書面や輸入の許可書などを添えて税関長に提出するという記述です。関税定率法施行令第54条の16は、輸出申告の際に、品名・数量・輸出の理由を記載した申請書に、第54条の13第3項により返付された書面と、輸入の許可書又はこれに代わる税関の証明書を添付して税関長に提出すると定めています。
輸出申告の際の申請で払戻しを受ける仕組みです。
期間の延長の承認の申請書は、輸入の許可の日から1年以内に、その貨物の輸入を許可した税関長に提出します(同令第54条の14)。輸出しようとする地を所轄する税関長ではありません。
輸入の際の届出は、関税定率法第19条の3第1項のとおり「その輸入の際に」行うもので、輸入申告の際に、再輸出の予定時期・予定地や貨物の性質及び形状などを記載した書面を提出して行います(同令第54条の13第1項)。輸入の許可の後では間に合いません。
関税定率法基本通達19の3―1⑴は、性質及び形状が変わっていないものを、品質・規格・形状等が同一で、国内で使用されていないものとし、ここでいう使用に試験的使用等の軽微なものは含まないとしています。試験的に使用しただけで対象から外れるわけではありません。
同通達19の3―6⑴は、輸入した貨物の部分品を本体から分離して輸出する場合を、同一性を有するものとは認められない場合に挙げています。
同一状態再輸出の戻し税は、輸入の際に届け出た貨物を輸入の許可の日から1年以内に輸出するときに、輸出申告の際に申請して払戻しを受ける仕組みです。
根拠・参照資料: 関税定率法第19条の3第1項、関税定率法施行令第54条の13第1項、関税定率法施行令第54条の14、関税定率法施行令第54条の16
関連キーワード: 同一状態再輸出・戻し税・輸入の際の届出・輸入の許可の日から1年・輸出申告の際の申請
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