通関士試験 関税率表の所属と事前教示 練習問題 第8問: 関税法第7条第3項の規定による教示(事前教示)のうち、関税率表の適用上の所属に関する照会と回答の取扱いについての次の記述ア〜オのうち、正しいものの組合せはどれか
関税法第7条第3項の規定による教示(事前教示)のうち、関税率表の適用上の所属に関する照会と回答の取扱いについての次の記述ア〜オのうち、正しいものの組合せはどれか。 ア 事前教示は、原則として口頭による照会を受けて口頭で回答することにより行い、文書による照会があったときは文書で回答する。 イ 文書による照会に対しては、原則として、照会を受理してから30日(行政機関の休日の日数は算入しない。)以内の極力早期に回答を行うよう努めるものとされている。 ウ 輸入申告書に添付された文書による回答書に記載された関税率表適用上の所属区分、関税率及び統計品目番号は、その発出日から3年を経過したときは、申告の審査上尊重されない。 エ 照会貨物の内容及び回答の内容は回答後原則として公開されるが、一定の要件に該当し、照会者から180日を超えない期間内につき公開しないことを求める申出があったときは、その期間後に公開される。 オ 電子メールによる回答は、文書による回答と異なり意見の申出をすることはできないが、輸入申告の際には文書による回答と同様に尊重される。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. イ・ウ・エ
正しいものはイ・ウ・エの組合せです。アは誤りです。
関税法第7条第3項による教示(事前教示=輸入の前に税関へ所属や税率を問い合わせて答えをもらう仕組み)について、関税法基本通達7-17は、原則として文書により照会を受け文書で回答することにより行い、口頭で照会があった場合には口頭で回答するとしています。アは原則と例外が逆です。
イは同通達7-18-1(4)ハのとおりで、文書による照会には、受理から30日(同通達の数字。行政機関の休日の日数は算入しない。)以内の極力早期に回答するよう努めます。ウは同通達7-18-1(9)のとおりで、添付された回答書に記載された所属区分・関税率・統計品目番号は審査上尊重されますが、発出日から3年(同通達の数字)を経過した回答書等は尊重されません。
エは同通達7-18-1(6)のとおりで、回答は原則公開とし、一定の要件に該当して照会者から申出があれば、180日(同通達の数字)を超えない期間の後に公開します。オは誤りです。
同通達7-17(1)(2)のとおり、口頭又は電子メールによる回答は意見の申出ができない点は正しいものの、文書による回答のような輸入申告の際に尊重される取扱いも行われません。輸入申告の際に尊重されるのは文書による回答で、その期間は発出日から3年と覚えましょう。
根拠・参照資料: 関税法第7条第3項、関税法基本通達7-17、関税法基本通達7-18-1
関連キーワード: 事前教示・文書回答・関税法第7条第3項・非公開期間・関税法基本通達
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