通関士試験 通関士の資格と確認・処分・罰則 練習問題 第8問: 通関士の名称の使用制限と通関業法の罰則に関する次の記述ア〜オのうち、通関業法の規定に照らし、正しいものの組合せはどれか。 ア 通関士でない者が通関士という名称
通関士の名称の使用制限と通関業法の罰則に関する次の記述ア〜オのうち、通関業法の規定に照らし、正しいものの組合せはどれか。 ア 通関士でない者が通関士という名称を使用したときは、30万円以下の罰金に処せられる。 イ 通関業務に関して知り得た秘密を他に漏らした者は、6月以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金に処せられる。 ウ 通関士試験に合格した者は、財務大臣の確認を受ける前であっても、通関士という名称を使用することができる。 エ 財務大臣の業務改善命令に違反した者は、30万円以下の罰金に処せられる。 オ 通関業務に関して知り得た秘密を盗用した罪は、行為者のほか法人や人にも罰金刑を科す規定(両罰規定)の対象から除かれている。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. ア・オ
正しいのはア・オです。ア:通関士でない者は通関士という名称を使用してはならず(通関業法第40条第2項)、違反は30万円以下の罰金です(第44条第3号)。
正しい記述です。イ:通関業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用した者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金です(第41条第1項第3号)。
6月以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金は、偽りの手段で確認を受けた者などの罰則(第42条)なので誤りです。なお、秘密を漏らす罪は告訴がなければ公訴を提起できません(第41条第2項)。
ウ:通関士とは、財務大臣の確認を受けて通関業者の通関業務に従事する者です(第2条第4号・第31条第1項)。合格しただけでは通関士ではなく、確認の前に通関士の名称を使えば第40条第2項に違反するので誤りです。
エ:業務改善命令(第33条の2)に違反した者は、50万円以下の罰金です(第43条第1号)。30万円は誤りです。
オ:両罰規定(第45条)は、第41条第1項の罪のうち第3号(秘密を漏らし又は盗用する罪)を除いているので、正しい記述です。
根拠・参照資料: 通関業法第40条第2項、通関業法第41条第1項第3号、通関業法第42条、通関業法第43条第1号、通関業法第44条第3号、通関業法第45条
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