通関士試験 通関業者と通関士の義務 練習問題 第10問: 認定通関業者と、その認定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
認定通関業者と、その認定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 現に受けている通関業の許可について、許可を受けた日から三年を経過していない通関業者は、認定を受けることができない。
「許可を受けた日から三年を経過していない通関業者は、認定を受けることができない」が正しい記述です(関税法第79条第3項第1号ロ)。関税法第79条第1項は、通関業者は申請により、通関業務その他の輸出及び輸入に関する業務を適正かつ確実に遂行することができると認められる旨の税関長の認定を受けることができるとし、同条第3項第1号ロは、現に受けている通関業の許可について許可を受けた日から3年を経過していない者に当たらないことを認定の基準の一つにしています。
この認定を受けた者を認定通関業者(いわゆる AEO 通関業者)といいます(関税法第79条の2)。「法人である通関業者に限られ」は誤りで、第79条第1項は「通関業者は」と定めて個人を除いておらず、第79条の4第1項第2号は認定通関業者が死亡した場合の失効を定めています。
「通関士を置く義務を免除される」は誤りで、通関士の設置(通関業法第13条)に認定通関業者を除く定めはありません。「新設の許可を受ける必要があり、届出によることはできない」は誤りで、通関業法第9条は、認定通関業者は営業所の新設を財務大臣に届け出ることができ、届出が受理された時に新設の許可を受けたものとみなすとしています。
「財務大臣が直ちにその旨を公告」も誤りで、関税法第79条第4項は、認定をした税関長が直ちに公告(広く知らせること)をしなければならないとしています。認定をするのも公告をするのも税関長で、通関業の許可を受けた日から3年を経過していることが基準の一つと押さえましょう。
根拠・参照資料: 関税法第79条、関税法第79条の2、通関業法第9条
関連キーワード: 認定通関業者・税関長の認定・三年・営業所の新設の届出
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