通関士試験 外為法・不服申立て・罰則ほか 練習問題 第2問: 輸入貿易管理令に規定する輸入の承認及び輸入割当てに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
輸入貿易管理令に規定する輸入の承認及び輸入割当てに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 輸入割当品目の貨物を輸入しようとする者は、原則として、輸入割当てを受けた後でなければ、輸入の承認を受けることができない。
「原則として、輸入割当てを受けた後でなければ、輸入の承認を受けることができない」とする記述が正しいです。輸入貿易管理令第9条第1項は、輸入割当てを受けるべきものとして公表された品目(輸入割当品目)の貨物を輸入しようとする者は、経済産業大臣に申請して輸入割当て(輸入できる数量などの枠の割当て)を受けた後でなければ、第4条第1項の輸入の承認を受けることができないと定めています(割当てを受けた者から輸入の委託を受けた者についてのただし書があるため「原則として」です)。
「承認をした日から1年」は誤りで、輸入の承認の有効期間は承認をした日から6箇月です(同令第5条第1項。異なる期間や延長は同条第2項)。「税関長の同意」は誤りで、品目を定めるときにあらかじめ同意を得る相手は、その貨物についての主務大臣(その貨物を所管する大臣)です(同令第3条第2項)。
「財務大臣に通知」は誤りで、税関は、確認をしたときは、その結果を経済産業大臣に通知します(同令第15条第2項。確認の義務は同条第1項)。「価額により行うものとし」は逆で、輸入割当ては貨物の数量により行い、数量によることが困難又は適当でない場合に価額により行うことができます(同令第9条第2項)。
輸入割当品目は、経済産業大臣の輸入割当てを受けてから輸入の承認を受け、通関の際に税関がその承認を確認する、という順に進みます。
根拠・参照資料: 外国為替及び外国貿易法第52条、輸入貿易管理令第3条、輸入貿易管理令第5条、輸入貿易管理令第9条、輸入貿易管理令第15条
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