消防設備士 甲種第5類 消防関係法令・基礎知識 練習問題 第34問: 鋼の熱処理に関する記述として、正しいものはどれか。
鋼の熱処理に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 焼戻しは、焼入れした鋼を変態点より低い温度に再加熱してから冷却し、硬くなった反面もろくなった性質をやわらげてねばり強さを与える処理である
焼戻しは、焼入れによって硬くなる一方でもろくなった鋼を、変態点より低い温度に再加熱してから冷却し、ねばり強さ(じん性)を与える処理である。焼入れは加熱後に水や油で急冷して硬さを高める処理なので、「炉の中でゆっくり冷やして軟らかくする」のは焼なましの説明であり誤りで、硬さを高めたいときにこそ用いる処理であるから「硬さを高めたいときには用いない」という結論も逆である。逆に焼なましを急冷と書いた記述は焼入れと取り違えている。焼ならしは加熱後に大気中で放冷(空冷)して組織を整える処理であって、水中急冷ではない。焼入れ直後の鋼は硬いがもろく、通常は焼戻しを組み合わせるので「その後の熱処理は必要ない」も誤りである。
関連キーワード: 熱処理・焼入れ・焼戻し・焼ならし
次のステップ
甲5の学んだ範囲を40問で確認
法令・基礎14問、構造・機能15問、実技の知識11問を解く独自の五肢択一演習です。正誤と分野別の成績から、次に復習する範囲を確認できます。Premium (月480円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 消防設備士甲5
消防設備士5類の語呂合わせ|避難はしごと緩降機の数値は、半分が計算で出る
5類の数値は語呂で丸暗記する前に減らせます。縦棒1本のはしごの寸法が2本式のちょうど半分であること、強度試験の4つの荷重がすべて500Nの倍数であること、腐食試験の1サイクルがちょうど1日であることを規格省令の原文で確認し、残った数値だけを語呂で固定する順番にまとめました。
- 消防設備士甲5
消防設備士甲種5類の予想問題166問|避難器具の規格・点検・計算を無料演習
甲種5類のオリジナル予想問題166問を登録不要・無料で公開。法令・基礎58問、構造61問、実技の知識47問の使い分けを説明します。緩降機の試験条件や点検、機械計算を追加し、本試験の四肢択一・記述式との違いも確認できます。
- 消防設備士甲5
消防設備士甲種5類の合格率と難易度|甲種6区分で最も高い40.5% (令和7年度)の理由
甲種5類の令和7年度の合格率は40.5%で、甲種6区分で最も高い実績です (令和6年度は35.0%)。受験者4,226人の内訳と、合格率の差が「範囲の広さ」で説明できること、それでも越えるべき3つの関門を公式データで整理します。


