消防設備士 甲種4類 実技(鑑別・製図) 練習問題 第41問: 自動火災報知設備の系統図において、P型1級受信機と各感知器・発信機・地区音響装置を結ぶ配線の組み合わせとして正しいものはどれか。
自動火災報知設備の系統図において、P型1級受信機と各感知器・発信機・地区音響装置を結ぶ配線の組み合わせとして正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 感知器回線:一般配線、発信機回線:一般配線、地区音響装置回線:耐熱配線
消防法施行規則第24条が自動火災報知設備の配線について耐熱性能のある電線(規則第12条第1項第5号を準用する配線。一般に「耐熱配線」と呼ばれる)を明文で要求しているのは2箇所だけである。1つは「受信機から地区音響装置までの配線」(第24条第5号ホ)、もう1つは「R型受信機及びGR型受信機に接続される固有の信号を有する感知器及び中継器から受信機までの配線」(同条第1号ホ)である。設問はP型1級受信機の系統なので後者は該当せず、耐熱配線が必要なのは地区音響装置回線だけとなる(選択肢1が正しい)。P型受信機の感知器回線について規則第24条第1号が求めているのは、送り配線と回路の末端の発信機・押しボタン・終端器(イ)、絶縁抵抗(ロ)、禁止回路方式(ハ)、他の電線と同一の管・ダクト等に収容しないこと(ニ)、共通線1本につき7警戒区域以下(ヘ)、電路の抵抗50Ω以下(ト)であって、電線の種別は指定されていない。発信機についても規則第24条第8号の2は歩行距離・取付け高さ・表示灯を定めるのみで配線の規定を置いていない。したがって感知器回線・発信機回線は一般配線で適法である。なお規則が指定している電線は「六百ボルト二種ビニル絶縁電線又はこれと同等以上の耐熱性を有する電線」という表現であり、「耐熱配線」「耐火配線」「HIV」「IV」という語自体は規則の条文には登場しない(HIV・IVはJISの記号)。
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
関連キーワード: 配線種別・耐熱配線・系統図・上級
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