公害防止管理者 (水質関係) 水質概論 練習問題 第10問: 水質汚濁のメカニズムに関する記述として、誤っているものはどれか。
問題 10 / 12あと 1 問で 90% の位置
初級水質概論難易度目安 約 69%
水質汚濁のメカニズムに関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 水温が高くなるほど、水に溶けることができる酸素の飽和濃度は大きくなる。
肢4が誤りです。気体の水への溶解度は温度が高いほど小さくなるため、酸素の飽和溶存酸素濃度は水温が高いほど低くなります (1気圧の清水で、0℃で約14 mg/L、20℃で約9 mg/L、30℃で約7.5 mg/Lです)。夏季に水温が上がると飽和濃度が下がり、同時に微生物の活動も活発になるため、貧酸素化が起こりやすくなります。塩分が高いほど飽和濃度が下がる点もあわせて覚えてください。肢1の富栄養化、肢2の有機汚濁による酸素消費、肢3の嫌気的な底層からの溶出 (内部負荷)、肢5の自浄作用はいずれも正しい記述で、閉鎖性水域で総量規制の対象が窒素・りんに拡大された背景も肢1の富栄養化にあります。
関連キーワード: 富栄養化・溶存酸素・飽和溶存酸素濃度・貧酸素化・自浄作用
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