金融AMLオフィサー[実践] リスクベース・アプローチと管理態勢 練習問題 第12問: Y信用金庫は観光地にあり、外国人の利用が多い。取引モニタリングには複数の金融機関で使う共同システムを使っており、検知の基準は全金庫で共通である。このシステムの扱
リスクベース・アプローチと管理態勢
– / 18 解いた
第12問
Y信用金庫は観光地にあり、外国人の利用が多い。取引モニタリングには複数の金融機関で使う共同システムを使っており、検知の基準は全金庫で共通である。このシステムの扱いとして、金融庁のガイドラインに照らし最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. この金庫の顧客層や取引の特徴に照らして、共同システムの利用が適切か、追加の対応が要るかを自ら検討する。
肢1が適切です。外部委託や共同システムの場合でも、自らの取引の特徴やリスクを分析し、必要に応じて独自の追加的対応(自金庫の事情に合わせて上乗せする対応)を検討します(Ⅱ-2(3)(ⅵ)⑤)。
FAQも、特徴やリスクに照らして共同システムの利用が適切か、追加の対応が要るかを金融機関自身が検討するよう求めています(出典:金融庁『マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン』と『マネロン・テロ資金供与対策ガイドラインに関するよくあるご質問(FAQ)』(いずれも令和8年3月31日)をもとにぴよパス作成)。外国人の利用が多いこの金庫に、共通の基準が合うとは限りません。
肢2は、導入後も定期的に検証するとする定め(Ⅱ-2(3)(ⅵ)③)に足りません。
肢3は、基準が共通であることを理由に、運営主体の検証結果を独立した検証に置き換えています。独立した検証は内部・外部監査等の過程で行うもので(Ⅱ-2(3)(ⅵ)④)、検証では、シナリオや敷居値(検知の基準の金額など)が各金融機関の業務やリスクの特性を捉えているかも見ます(FAQ④Q2)。
共同システムでも、自らの特徴に照らして利用が適切か、追加の対応が要るかは自金庫で検討します。
関連キーワード: ITシステム・共同システム・外部委託・独自の追加的対応
広告
広告