金融AMLオフィサー[実践] リスクベース・アプローチと管理態勢 練習問題 第11問: X農協の営業店の管理者は、これまで低リスクの区分だった貯金者の取引について、疑わしい取引の届出を終えた。届出の後の扱いとして、金融庁のガイドラインに照らし最も適
リスクベース・アプローチと管理態勢
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第11問
X農協の営業店の管理者は、これまで低リスクの区分だった貯金者の取引について、疑わしい取引の届出を終えた。届出の後の扱いとして、金融庁のガイドラインに照らし最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 届出の後にこの顧客のリスク評価を実施し直し、その結果に見合った低減措置をとる。
肢2が適切です。疑わしい取引の届出(犯収法第8条にもとづき、疑わしい取引を所管の役所へ届け出る制度)の後は、その顧客のリスク評価(顧客ごとのリスクの高さの評価)を実施・見直し、結果に見合った低減措置(リスクを下げるための対応)をとります(Ⅱ-2(3)(ⅴ)⑦。出典:金融庁『マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン』と『マネロン・テロ資金供与対策ガイドラインに関するよくあるご質問(FAQ)』(いずれも令和8年3月31日)をもとにぴよパス作成)。
肢1は誤りです。FAQは一律に高リスクとして管理するよう求めてはいないと述べています。
ただし制度の性質上、リスクが高いと判断するのが一般的ともしており、見直しの結果として高リスクになることは普通にあります。肢3の同種の類型の措置の見直しは別の項目で(Ⅱ-2(3)(ⅴ)⑥)、顧客の評価の見直しの代わりにはなりません。
届出の後は、その顧客の評価を見直し、結果に見合った低減措置をとります。
根拠・参照資料: 犯罪による収益の移転防止に関する法律第8条第1項
関連キーワード: 疑わしい取引の届出・顧客リスク評価・リスク低減措置
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