金融AMLオフィサー[実践] マネロンの基礎と国際的な枠組み 練習問題 第5問: Y信用金庫の研修で、FATF(金融活動作業部会)の成り立ちを説明することになった。説明として、最も適切なものはどれか。
マネロンの基礎と国際的な枠組み
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第5問
Y信用金庫の研修で、FATF(金融活動作業部会)の成り立ちを説明することになった。説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 1989年のアルシュ・サミットで薬物犯罪のマネロン対策のため設立され、2001年にテロ資金供与、2012年に拡散への資金供与の対策が任務に加わった。
「1989年のアルシュ・サミットで薬物犯罪のマネロン対策のため設立され」から始まり、2001年にテロ資金供与、2012年に拡散への資金供与と続く説明が適切です。FATF(マネロン対策の国際基準を作る枠組み)は、1989年7月のアルシュ・サミットで、薬物犯罪のマネー・ローンダリング対策の国際協力を強めるために設立されました(出典:警察庁 JAFIC『マネー・ローンダリング対策の沿革』をもとにぴよパス作成)。
2001年の米国同時多発テロの後にテロ資金供与対策が任務に入り、2012年2月の勧告改定で大量破壊兵器の拡散に関する資金供与対策などが加わりました(出典:財務省『教えて!マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策』をもとにぴよパス作成)。「国際連合の麻薬新条約に基づき」は、FATFがサミットの経済宣言を受けた多国間の枠組みである点と合わず、任務の順序も逆です。
麻薬新条約は1988年採択の、薬物犯罪の収益の隠匿の犯罪化などを求める別の条約です。アルシュ・サミットで設立のまま「2001年に拡散への資金供与」と続く説明は、順序が逆です。
FATFは薬物のマネロン対策から始まり、テロ資金供与、拡散への資金供与の順に任務を広げました。
関連キーワード: FATF・アルシュ・サミット・テロ資金供与対策・麻薬新条約
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