金融AMLオフィサー[実践] マネロンの基礎と国際的な枠組み 練習問題 第4問: X農協の管理者が、ある詐欺事件で分かった資金の動きを、マネー・ローンダリングの3段階に当てはめて窓口研修で説明する。次のア〜ウと段階の組合せとして、最も適切なも
マネロンの基礎と国際的な枠組み
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第4問
X農協の管理者が、ある詐欺事件で分かった資金の動きを、マネー・ローンダリングの3段階に当てはめて窓口研修で説明する。次のア〜ウと段階の組合せとして、最も適切なものはどれか。 ア 他人名義の複数の口座へ、次々に振り替える。 イ だまし取った現金を、窓口で口座へ入金する。 ウ 振り替えた資金で、飲食店を開業する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. アはレイヤーリング、イはプレイスメント、ウはインテグレイション
「アはレイヤーリング、イはプレイスメント、ウはインテグレイション」が適切です。調査書の注は3段階を、犯罪収益を金融システムに組み込むプレイスメント、出所を不透明にするため資金源から分離するレイヤーリング、合法的な経済活動に投入するインテグレイションと説明しています(国家公安委員会『犯罪収益移転危険度調査書』(令和7年)p.55)。
現金が窓口で口座に入るイは金融システムへの入口、口座を次々に移すアは追跡を難しくする動き、資金を開業に使うウは経済活動への投入です。「アはプレイスメント、イはインテグレイション」は、すでに口座にある資金を動かすアと、まだ経済活動に使っていないイの当てはめが違います。
「アはインテグレイション、ウはレイヤーリング」は、口座間の移動を経済活動への投入とし、開業を出所の分離とした点が逆です。現金を口座に入れるのがプレイスメント、口座を渡って出所を隠すのがレイヤーリング、事業などに投じるのがインテグレイションと押さえましょう。
関連キーワード: プレイスメント・レイヤーリング・インテグレイション・3段階
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