金融AMLオフィサー[実践] 記録・疑わしい取引の届出・態勢 練習問題 第8問: Z銀行の管理者は、ある顧客の現金取引を調べた結果、受け取った現金が犯罪による収益である疑いがあると認めた。犯罪と確定したわけではない。届出の流れとして、最も適切
記録・疑わしい取引の届出・態勢
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第8問
Z銀行の管理者は、ある顧客の現金取引を調べた結果、受け取った現金が犯罪による収益である疑いがあると認めた。犯罪と確定したわけではない。届出の流れとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 速やかに銀行を所管する行政庁へ届け出る。届出の内容は行政庁の側から国家公安委員会へ通知される。
「速やかに銀行を所管する行政庁へ届け出る。届出の内容は行政庁の側から国家公安委員会へ通知される」が適切です。疑わしい取引の届出は、犯罪による収益である疑いなどがあると認められた時点で、速やかに行政庁(国や地方の役所で、その事業者を所管するところ)へ行います(犯罪収益移転防止法(犯収法)第8条第1項)。
犯罪と確定している必要はありません。銀行の行政庁は内閣総理大臣で、権限は金融庁長官に委任されています(犯収法第22条第1項第1号、第5項)。
届出を受けた行政庁は国家公安委員会へ通知します(犯収法第8条第6項)。都道府県知事が行政庁の場合は、主務大臣を経て通知されます(犯収法第8条第5項)。
「最寄りの警察署へ届け出る」は届出先の誤りです。「国家公安委員会へ届け出る」は流れが逆です。
国家公安委員会は、通知された情報を集めて分析する役割(FIU)を持ちます(犯収法第3条第2項)。届出先は所管の行政庁で、情報はそこから国家公安委員会へ集まります。
根拠・参照資料: 犯罪による収益の移転防止に関する法律第8条第1項、第5項、第6項、第22条第1項第1号、第5項
関連キーワード: 疑わしい取引の届出・行政庁・国家公安委員会・FIU
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