金融AMLオフィサー[実践] 国内の関連法令と対策の変遷 練習問題 第7問: Z銀行の管理者が、テロ資金提供処罰法の研修資料で次の事例を確認している。ある者が、テロ行為の実行を容易にする目的で、実行しようとする者に、移動に使う車を無償で提
国内の関連法令と対策の変遷
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第7問
Z銀行の管理者が、テロ資金提供処罰法の研修資料で次の事例を確認している。ある者が、テロ行為の実行を容易にする目的で、実行しようとする者に、移動に使う車を無償で提供した。この提供についての説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 資金以外の利益の提供として処罰の対象になる
「資金以外の利益の提供として処罰の対象になる」が適切です。テロ資金提供処罰法は、公衆や国などを脅す目的で行う重大な犯罪など(条文の言葉では公衆等脅迫目的の犯罪行為等)の実行を容易にする目的で、実行しようとする者に「資金又はその実行に資するその他利益」を提供した者を罰します(同法第3条第1項)。
「その他利益」は、資金以外の土地、建物、物品、役務(労務やサービスの提供)その他の利益と定義されており(同法第2条第1項)、移動に使う車は物品に当たります。「資金の提供ではないので、処罰の対象にならない」は、その他利益の定めを落としています。
「物品も資金に含まれるので、資金の提供として処罰の対象になる」は、結論は同じでも理由が違います。条文は物品を資金以外の利益として分けています。
この法律の「提供」の対象は、お金に限らず物やサービスにも及びます。
根拠・参照資料: 公衆等脅迫目的の犯罪行為等のための資金等の提供等の処罰に関する法律第2条第1項、第3条第1項
関連キーワード: テロ資金提供処罰法・その他利益・物品・資金
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