金融AMLオフィサー[実践] 国内の関連法令と対策の変遷 練習問題 第4問: Y信用金庫の管理者が、全国から集まる疑わしい取引の情報を整理・分析する国の役割(FIU)について部下に説明している。日本でこの役割を担う機関の説明として、最も適
国内の関連法令と対策の変遷
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第4問
Y信用金庫の管理者が、全国から集まる疑わしい取引の情報を整理・分析する国の役割(FIU)について部下に説明している。日本でこの役割を担う機関の説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 国家公安委員会で、実務は警察庁の対策室(JAFIC)が担う
「国家公安委員会で、実務は警察庁の対策室(JAFIC)が担う」が適切です。FIU は届出情報を集めて分析する機関のことです。
犯罪収益移転防止法は、届け出られた疑わしい取引の情報などを迅速かつ的確に集約・整理・分析する役割を国家公安委員会に与えています(同法第3条第2項)。日本の FIU は警察庁の犯罪収益対策室で、JAFIC と呼ばれます(警察庁「犯罪収益移転防止に関する年次報告書(令和7年)」)。
「金融庁で、実務は庁内に置かれた特定金融情報室(JAFIO)が担う」は以前の姿です。警察庁の「マネー・ローンダリング対策の沿革」によると、平成12年に金融監督庁(後の金融庁)に置かれた FIU は、平成19年4月に施行された部分で国家公安委員会・警察庁へ移りました。
「財務省で、実務は共同議長を務める政策会議が担う」は、役割が違います。財務省は警察庁とともに、政策を策定・調整する政策会議の共同議長を務めますが(財務省「国内の取組を知る」)、この会議は FIU ではありません。
FIU は金融庁から移され、今は国家公安委員会と警察庁の JAFIC が担っています。
根拠・参照資料: 犯罪による収益の移転防止に関する法律第3条第2項
関連キーワード: FIU・JAFIC・国家公安委員会・特定金融情報室
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