金融AMLオフィサー[実践] 外為法と外為取引 練習問題 第10問: Y信用金庫の窓口に、友人だという3人が同時に来店し、円を米ドルに替えたいと同じ額で1人ずつ申し込んだ。Y信用金庫は、確認の基準を法令どおりの額としている。財務省
外為法と外為取引
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第10問
Y信用金庫の窓口に、友人だという3人が同時に来店し、円を米ドルに替えたいと同じ額で1人ずつ申し込んだ。Y信用金庫は、確認の基準を法令どおりの額としている。財務省のガイドラインの参考事例に照らすと、取引時確認を意図的に避けているとみて注意する形に当たる1人あたりの額として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 1人あたり190万円
「1人あたり190万円」が当たります。両替で取引時確認(法律で義務づけられた本人確認など)が要るのは200万円を超えるときです(200万円は犯収法施行令第7条第1項第1号キと外国為替令第11条の6の数字)。
財務省のガイドラインの別添4は、両替業者(両替を行う金融機関を含みます)向けの参考事例として、複数人が同時に来店し、1人あたりの額が基準(法定または自社ルールの額)をわずかに下回るように分ける形を挙げています(出典:財務省『外国為替取引等取扱業者のための外為法令等の遵守に関するガイドライン』(令和8年6月)をもとにぴよパス作成)。「1人あたり90万円」は基準から大きく離れていて、この形には当たりません(合計額などほかの事情は別に見ます)。
「1人あたり290万円」は基準を超え、1人ずつ確認の対象になるので、確認を避けることになりません。複数人で来店し、1人あたりの額が200万円のすぐ下にそろう両替は、確認を避ける形として注意します。
根拠・参照資料: 犯罪による収益の移転防止に関する法律施行令第7条第1項第1号キ、外国為替令第11条の6
関連キーワード: 外貨両替・取引時確認・疑わしい取引・200万円
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