危険物取扱者 乙種第1類 危険物の性質と消火 練習問題 第6問: 過酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の過酸化物に関する記述として、誤っているものはどれか。
過酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の過酸化物に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 水と反応して、燃えやすい気体を出す
アルカリ金属の過酸化物は、水と反応すると激しく発熱し、酸素を発生する(過酸化ナトリウムでは 2Na₂O₂+2H₂O→4NaOH+O₂)。発生する気体は酸素で、酸素はそれ自体は燃えない(他の物質の燃焼を助ける)気体なので、燃えやすい気体を出すとする4が誤り。
水と反応して燃えやすい水素を発生するのは、ナトリウムなどのアルカリ金属の単体(第3類)である。第1類の危険物は酸化性固体で、過酸化ナトリウムもそれ自体は燃えないが、他の物質の燃焼を助ける(1は正しい)。
水と激しく反応して発熱するので、危険物の規制に関する政令第25条第1項第1号でも、アルカリ金属の過酸化物は水との接触を避けることとされている(2は正しい)。火災の際は注水せず、乾燥砂などで覆って消火する。
同令別表第五でも、アルカリ金属の過酸化物の欄は、棒状の水を放射する消火器などの水を使う設備に○がなく、乾燥砂に○がある(3は正しい)。水と反応すると水酸化ナトリウムなどの強い塩基を生じるので、反応したあとの液は強いアルカリ性を示す(5は正しい)。
発生した酸素と熱で周りの可燃物の燃焼が激しくなるので、容器は密栓し、水や可燃物から離して貯蔵する。
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第25条第1項第1号、別表第五
関連キーワード: アルカリ金属の過酸化物・過酸化ナトリウム・水との反応・酸素
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