危険物取扱者 甲種 物理学及び化学 練習問題 第59問: アンモニアの合成反応 N₂ + 3H₂ ⇌ 2NH₃(正反応は発熱反応)が平衡状態にあるとき、アンモニア(NH₃)の生成割合(収率)を高めるための条件として、ル
アンモニアの合成反応 N₂ + 3H₂ ⇌ 2NH₃(正反応は発熱反応)が平衡状態にあるとき、アンモニア(NH₃)の生成割合(収率)を高めるための条件として、ルシャトリエの原理から正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. 圧力を高くし、温度を低くする
ルシャトリエの原理により、平衡は加えられた変化を打ち消す方向へ移動します。この反応は左辺の気体分子が 4 mol(N₂ 1 + H₂ 3)、右辺が 2 mol(NH₃ 2)で、正反応で気体の総モル数が減少します。したがって圧力を高くすると、圧力を下げる方向、すなわち気体分子数が減る右辺(NH₃ 生成側)へ平衡が移動します。また正反応は発熱反応なので、温度を低くすると発熱方向(NH₃ 生成側)へ平衡が移動します。よって「高圧・低温」で NH₃ の収率は最大になります。温度を高くすると吸熱方向(逆反応側)へ、圧力を低くすると気体分子数が増える方向(逆反応側)へ移動するため、選択肢2・3・4は収率を下げます。触媒は反応速度を大きくして平衡到達を早めるだけで、平衡の位置(最終的な収率)を変えることはできないため、選択肢5も誤りです。
関連キーワード: ルシャトリエの原理・化学平衡・アンモニア合成・圧力・温度・触媒
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