一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅴ 施工 練習問題 第43問: 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)に照らして、屋上防水の改修工事における既存保護層等及び既存防水層の撤去に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)に照らして、屋上防水の改修工事における既存保護層等及び既存防水層の撤去に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、特記がないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 保護コンクリートの撤去には、作業の効率を考慮して、質量15kg以上のハンドブレーカー等を標準として用いる。
「保護コンクリートの撤去には、作業の効率を考慮して、質量15kg以上のハンドブレーカー等を標準として用いる」が不適当です。公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の既存保護層等の撤去(3.2.3)では、保護コンクリート、れんが、モルタル笠木等はハンドブレーカー等を使用し、取合い部の仕上げや構造体等に影響を及ぼさないように撤去するとしたうえで、やむを得ず質量15kg以上のハンドブレーカー等を使用する場合は監督職員と協議(監督職員と受注者等が合議して結論を得、書面に残すこと)するとしています。
15kg以上は標準ではなく、協議が要る例外です。コンクリート中の鉄筋等を撤去面より深い位置で切断し、鉄筋が露出しないようポリマーセメントモルタル等で平滑に仕上げる記述は適切です。
平場の既存保護層を残し改修用ドレンを設けない場合は、保護層をルーフドレン端部から500mm程度まで撤去し、その後のルーフドレン周囲の既存防水層を端部から300mm程度まで四角形に撤去する(3.2.4)ので、この記述も適切です。質量15kg以上のハンドブレーカーは標準の機械ではなく、やむを得ず使うときに監督職員と協議するものと押さえましょう。
関連キーワード: 防水改修・既存保護層・ハンドブレーカー・既存防水層
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