一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅴ 施工 練習問題 第20問: 高力ボルト摩擦接合に関する次の記述のうち、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)に照らして最も不適当なものはどれか。ただし、特記がないものとし、鉄骨には溶融亜鉛め
学科Ⅴ 施工
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第20問
高力ボルト摩擦接合に関する次の記述のうち、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)に照らして最も不適当なものはどれか。ただし、特記がないものとし、鉄骨には溶融亜鉛めっきを施さないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 摩擦接合面全面の範囲のミルスケールを除去した後に一様に錆を発生させる処理は、すべり係数値が0.4以上確保できるように行う。
「すべり係数値が0.4以上確保できるように行う」が不適当です。公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の7.4.2(1)は、摩擦面の性能と処理を、すべり係数値が0.45以上確保できるよう、摩擦接合面全面の範囲のミルスケールを除去した後に一様に錆を発生させるか、ブラスト処理で所定の表面粗度を確保するかのいずれかによるとしています。
0.4以上は、溶融亜鉛めっきを施した鉄骨の高力ボルト接合で摩擦面に求める値(7.12.5(1))で、めっきのない鉄骨の値ではありません。「ショットブラスト又はグリッドブラストによる場合は…表面粗度50μmRz以上を確かめる」は7.4.2(1)(イ)のとおりです。
「摩擦面には、鋼材のまくれ、ひずみ、へこみ等がない」は同(2)のとおりです。「試験や締付け機器の調整に用いた高力ボルトは、本接合に使用しない」は7.4.4(3)のとおりで、試験や調整に再使用することもしません。
摩擦面のすべり係数は「めっきなし0.45、めっきあり0.4」と分けて覚えましょう。
関連キーワード: 高力ボルト・摩擦接合・すべり係数・ミルスケール
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