一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅴ 施工 練習問題 第11問: セメントミルク工法による既製コンクリート杭地業に関する次の記述のうち、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)に照らして最も適当なものはどれか。ただし、特記がないも
セメントミルク工法による既製コンクリート杭地業に関する次の記述のうち、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)に照らして最も適当なものはどれか。ただし、特記がないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 試験杭では、掘削深さ・根固め液と杭周固定液の注入量・杭頭の高さ等を確かめ、その結果に基づき支持層を確認し、管理基準等を定める。
「試験杭では、掘削深さ…を確かめ、その結果に基づき支持層を確認し、管理基準等を定める」が適切です。公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の4.3.4(5)(ア)は、セメントミルク工法の試験杭で掘削径・掘削深さ・施工時間・根固め液と杭周固定液の注入量・建込み中の鉛直度・杭頭の高さを確認し、その結果に基づいて支持層を確認するとともに、本杭の管理基準等を定めるとしています。
この工法は、アースオーガーで先に掘った縦孔に根固め液と杭周固定液を注入し、既製コンクリート杭を建て込むものです(同(1))。「アースオーガーを逆回転させて引き抜く」は誤りで、同(6)(オ)は根固め液と杭周固定液を注入しながら引き抜き、引抜き時に逆回転させてはならないとしています。
「3日間程度の養生」も誤りで、同(6)(キ)は建込み後7日間程度養生してから根切りと杭頭処理を行うとしています。「空隙部に安定液を充填する」も誤りで、同(6)(ク)が充填するのは杭周固定液等です。
安定液はベントナイト等を用いた孔壁の崩落を防ぐ液で、杭を固める液ではありません。セメントミルク工法の本杭は、逆回転させずに引き抜き、建込み後7日間程度養生し、空隙は杭周固定液等で埋めると覚えましょう。
関連キーワード: セメントミルク工法・既製コンクリート杭・試験杭・杭周固定液
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